グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2002年6月17日

今年のKライアン・ロングウェル

昨年は大型契約を結んだものの、FG失敗が11回という、キャリア初めての不振に苦しんだキッカーのライアン・ロングウェル。昨オフはキックオフを含めた飛距離アップを目指して筋力トレーニングに励んだのだが、結局それが裏目。脚に疲れを残したまま試合を迎えることで逆に飛距離もダウンしてしまった。ようやくそれに気が付いたのが昨季の終盤になってからだった。

「今年は少しトレーニングのやり方を変えてる。もっとスマートにね」とロングウェル。重い負荷をかけて少ない回数、という昨年のやり方を、軽い負荷で回数は多めにし、ランニングなどを増やす、という形に変えたのだそうだ。「必ずしも昨年のトレーニングが多すぎたとは思わない。ただやり方が間違っていた」

昨年のトレーニングキャンプでは、2人目のキッカーを早めに解雇してしまったために、(キックオフ練習など)ロングウェルの練習量が多くなりすぎてしまった。チームとしてもその反省を踏まえて、キャンプでのロングウェルがオーバーワークにならないよう、2人目のキッカーを活用していくことになりそうだ。キックの正確性に関しても、本人は昨季終盤に行った修正に手ごたえを感じている。「昨季の終わりの方はすごく良かった。そのやり方を続けるだけだよ」

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