グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2002年6月 7日

QBは上位3人以外出番なし

本来ならミニキャンプではエースQBはそれほどプレーせずに若手にチャンスを与えるものだが、今年のパッカーズは少し事情が違う。なにしろ昨年のトップ3WRが全てチームを去り、現在のトップ3は、QBファーヴのパスを試合で一度もキャッチしたことがないのだ。「今回のミニキャンプのカギは、QBファーヴと若手WRたちとのコンビネーションが合うようにすることだ。そのためにファーヴの投げる量がやや多くなっている」とロスリーOC。

そのような事情のためにチャンスが大幅に減ってしまったのが、ジョシュ・ハイプルとマーカス・ブレイディの2人。「まあこれも仕事のうちだよ。ブレイディと僕は、見学しながら出来るだけ勉強するつもり。特にQBというポジションでは、いつかチャンスが来た時のために、準備を怠らないようにしなくては」とハイペル。しかしそれほどチャンスをもらえないうちに、2人はカットされてしまう可能性が高い(開幕ロースター入りするQBはふつう3人)。

ドラフト5巡指名のクレイグ・ノールは、4月のミニキャンプではプレーブックを渡されたばかりで、頭がパニック寸前になってしまっていたが、今回はずいぶん落ち着いてプレーできているようだ。「彼は全く物怖じしていない。現時点では、彼は非常によくやっている」とロスリーOCも評価。

また、ライオンズをカットされたQBチャーリー・バッチには興味を持っていない、とヘイトリー副GM。

カテゴリ : Camp