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Notebook: ドラフト外ルーキーQBと契約
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2002年5月12日
- パッカーズがレヴェンズと再契約できるかどうかは、イーグルス次第となっているのは何度もお伝えしてきた通り。しかしレヴェンズがフィラデルフィアを訪問してから2週間近くがたっても、いまだ契約のオファーはなし。それ以外の候補であるキジャナ・カーターも同様だ。
- というわけで、「FAではなくトレードで獲得するつもりなのかも」という観測が広がりつつある。候補とされるのは、ブロンコスのRBゲイリーやラムズのRBキャニデイト。どちらのチームも先日のドラフトではRBを指名しており、やや存在価値が薄れつつある、ということらしい。ブロンコスがRBをトレードに出そうとするのは初めてのことではないが、ラムズのキャニデイトは一昨年のドラフト1巡指名でもあり、やや意外な名前だ。
- ルーキーFAのQBマーカス・ブレイディと契約。ブレイディはノースリッジ州立大で、1試合平均363.2ydsを投げまくってディヴィジョンI-AAの記録を作った(それどころか昨年の全米大学最高記録)。マイナー校だけに、全ての大学記録を彼が塗り替えてしまったらしい。
- サンディエゴ出身のQBブレイディは、高校時代はフットボールの他にもバスケや野球で活躍したマルチアスリート。 CFLのウィニペグからも誘いがあったらしい。身長は6フィート(183cm)と、QBとしては小柄。先日、デイヴ・メイヤーを解雇したのは、このブレイディと契約するためだったようだ。グリーンベイでは、ファーヴ、ピダーソン、ノール、ハイペルに続く5人目のQB。最終ロースターに残るのはおそらく3人(それプラス、プラクティス・スクワッドに1人?)。ブレイディはノール、ハイペルとともに3番手QBの座を争うことになる。
- 昨年マイク・シャーマンHCを最もがっかりさせた出来事が、長女のサラが9月からミルウォーキーのマーケット大に行ってしまったこと。昨夏、彼女は大学が始まる直前まで、父親のそばで働いていた。パッカーズの広報部門の手伝いとして資料を整理したり、メディアにそれを配ったりして走り回るのが仕事。現在はマーケット大でジャーナリズムを専攻し、大学新聞にも 関わっているサラは、今年の夏も休みを利用して広報担当の見習いをすることになった。心配性の父親シャーマンはきっと大喜びであるに違いない。