グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2002年4月16日

ドラフト展望

ドラフト会議は今週末の20日(土)、21日(日)。土曜日に1巡から3巡まで。日曜日に4巡から7巡までの指名が行われる。1巡は各チーム15分。2巡は10分。3巡以下は7分以内に指名選手を決めなくてはならない。また、その短い間にトレードダウン、トレードアップなど、各チームGM同士でめまぐるしい交渉が行われることもしばしば。以下は、管理人の考える今年のパッカーズのドラフト展望。

QB

昨年の時点では、「ファーヴ後のエースQB探し」 のために今年のドラフトの真ん中あたりでQB指名する、という話だった。しかし昨季ファーヴの衰えが全くなかったために必要性が薄れたことや、QBハイペルを獲得したことなどもあって、今年のドラフトでQBを指名する可能性はやや低くなった。3巡目あたりで、予想外に良いQBが残っていれば話は別だが。

RB/FB

1巡指名はまずないが、2巡・3巡で良いRBが残っていれば十分ありうる。その場合、レヴェンズとの再契約の可能性は消え、その選手が2番手RBになる。FBはヘンダーソンの後継者が不在のため、そろそろ下位で指名する可能性は高い。

WR/TE

昨年に続いて「WR豊作の年」と言われていることもあって、各種Mock Draftでは、WRを1巡指名するという予想が多い。28位指名のため、よくても全体で3番目か4番目のWRを指名することになりそう。ロン・ウルフ時代はWRを1巡指名したがらなかったが、シャーマンHC/GMに代わってどうなるか。フランクス、マーティンと若手TEがいるため、TE指名はまずありえない。

OL

左OTの控え、ストークスが抜けたため、必ず1人は指名するだろう。2年後に両先発OTが同時にFAとなることを考えても、OTを育てておきたい。Cも2番手ウィンタースの引退が近いので、下の方で指名するかも。

DL

サンタナ・ドットソン解雇や、ケガがちのギルバート・ブラウンのことを考えると、DTの上位指名は必至。個人的には1巡でDT指名と予想する。できればデカいノーズタックルがいいが・・・。DEは、十分なデプスが確保できているので、指名はまずないだろう。

LB

「ベテランのMLBを獲得する」とシャーマンHC/GMは明言しているが、全体のデプスも足りないので、とにかく1人は指名するだろう。良いのが残っていたら上位指名も。

DB

バトラーの衰えと、エドワーズの靭帯断裂のためにデプスに不安があるので、セーフティを1人指名するだろう。 上位指名もありうる。CBは今のところ十分なデプスがあるため、指名はなさそう。ただし、よほど良いのが残っていたら指名して、来年あたり高給のタイロン・ウィリアムズをカットする手も。

ST

キッカー/パンターの指名はありえない。問題はリターナー。1巡か2巡でリターナー兼WRを指名できたら理想的なのだが。また、LBやSを指名する場合にもスペシャルチーマーとしての能力を考慮に入れるかも。

カテゴリ : Draft