グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2002年3月21日

DEジョー・ジョンソンが契約に大筋合意!

セインツのDEジョー・ジョンソン(29歳)がパッカーズとの契約に合意。グリーンベイは、現在のFA市場で最も評価の高かった大物ディフェンスラインマンを釣り上げた。契約締結はまだで、現在は細かな点での詰めを行っているものと見られている。ESPNのパスカレリ記者によると、契約ボーナス$6ミリオンか7ミリオン含む6年契約ではないか、とのこと。

DEジョンソンに対しては、セインツも高額サラリーを提示して再契約を目指していたため、サラリーキャップに余裕のないグリーンベイにとって彼は高嶺の花ではないかと見られていた。しかしシャーマンHCが直々に彼の家を訪問して説得にあたり、自然芝であること、グリーンベイの家族的な雰囲気、優勝に近いチームであることなどをアピールしたことが功を奏したか。セインツが昨季終盤にチームがバラバラに崩壊しててしまったことも、彼が再契約しなかったことの理由だと言われている。余裕のなかったパッカーズのサラリーキャップに関しては、控えセンターのフランク・ウィンタースがサラリーカットに応じたため、なんとか空きができたようだ。

ジョンソンはパスラッシュ(過去3年で28サック)だけでなくランに対しても評価が高く、ホリデイとのDEコンビは、DEレジー・ホワイトとDEショーン・ジョーンズが組んで以来の豪華なものとなる。ポジション的には、ジョンソンは昨年までシエリーが務めていた"Elephant End"に入ることになる。ヴォニー・ホリデイはストロングサイドの"Power End"に固定。パスシチュエーションでは、昨年同様DEバジャ=ビアミラとDEレイノルズが出てきて、ホリデイとジョンソンはインサイドからラッシュすることになりそうだ。また、DT/DE兼任だったクリディアス・ハントはDTに専念できそう。

とにかくこれでサラリーキャップ枠はほとんど使い果たされ、大物の獲得はおそらく打ち止め。サンタナ・ドットソンを解雇したDTは、ハントに先発を任せるのか。ノーズタックルの方ではギルバート・ブラウンがFAとなっているが、ブラウンと再契約するのか、それともドラフトで指名するか。またはケガで1年以上棒に振ったスティーヴ・ウォーレンを考えているのか。

カテゴリ : Contract/Personnel, Player