グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2002年3月 8日

WRテリー・グレンのトレードがほぼ成立

昨日の時点で懸案だったWRテリー・グレンとパッカーズの間の新しい契約については、大筋で合意が得られた模様。これでトレード成立に向けて最大のハードルを越えたといってよさそうだ。最後に残ったハードルは、訴訟合戦のようになっていたグレンとペイトリオッツの間での合意。現在は双方の弁護士が大量の文書と格闘しているはずだ。早ければ(現地)木曜日か金曜日にトレードを正式発表、ということになりそう。

グレンはNFLに対しても訴えを起こしていて、それは「2度目の薬物違反で4試合の出場停止にされたのは不当だ」というもの。NFLの麻薬に関するシステムは3ストライク制となっていて、最初の違反では出場停止などの処分はなく、治療プログラムを受けつつ、定期的な厳しい検査を義務づけられる。2度目の違反で4試合の出場停止。3度目で1年間の出場停止となる。

グレンは薬物検査をすっぽかしたために(陽性反応が出たのと同じ扱いになる)、2ストライクを取られたという状態。すでに昨年4試合の出場停止にされたことは元に戻せないが、もしこの決定が覆って1ストライクに減らしてもらえるようであれば、彼を迎えるパッカーズの側もリスクが大幅に減ることになる。

カテゴリ : Contract/Personnel, Player