グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2001年11月28日

代役リターナー問題

アレン・ロッサムのケガで問題となっているリターナーの代役についてだが、今のところパッカーズ首脳はFAと契約するよりもチーム内で代役を探すことを優先させている。新たに契約するとなると、ロースターに空きを作るために誰かを解雇しなければならないからだ。

月曜日の練習でテストされたのは、プラクティス・スクワッドにいるCBジェームズ・ルースとルーキーWRロバート・ファーガソンの2人。どちらも練習でのキャッチは全く問題なくこなしていた模様。そして、「チャンスをもらえたらやってのける自信はある」と語ったことも一緒。パントリターンだけでなくキックオフリターンも練習。

ジェームズ・ルースは、ディビジョン?のパントリターンTDの記録を持っているリターンスペシャリスト。この春ルーキーFAとしてジェッツと契約したが、ジェッツは同じくルーキーで快速WRのサンタナ・モスをリターナーにしたために結局チャンスを与えられなかった。彼の場合、良い点はリターンのスペシャリストであること、DBなのでそちらの穴もふさぐことが出来ること。悪い点は、彼はプラクティス・スクワッドにいるため、彼をロースター登録するには誰かを解雇しなくてはならないこと。それからディビジョン?の出身のため、プロのスピードに慣れていないこと。

ファーガソンの場合、ルースと違って誰も解雇する必要がないのが良い点。問題は、彼が試合でリターンした経験がなく、全国放送のマンデーナイトゲームでいきなりの実戦投入となること。ただし彼のWRとしての特長はランアフターキャッチにあって、その潜在能力をパントリターンに生かすことができるのではないかと期待されている。

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