グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2001年11月26日

DEレイノルズとWRファーガソン

普通なら、ドラフト1巡や2巡指名の選手なら即戦力として期待されるのは当然。現行のシステムでは4年でフリーエージェントになってしまうので、のんびり育てているヒマなどないのだ。そんな中でパッカーズのドラフト1巡のDEジャマール・レイノルズと2巡のWRロバート・ファーガソンが今季10試合一度も試合当日の45人ロースターに登録されていない、というのは異常事態といってもいいほどだ。

ファーガソンに関しては、最近では練習での内容のよさでアピールし、その上ドライバーのケガもあって、ファルコンズ戦では出場する一歩手前まで行っていたようだ。ところが直前の練習ですねを打ってしまい腫れがひどく、使えなくなってしまった。またファルコンズ戦の前、シャーマンHCはブラッドフォードに対し「ファーガソンが追い上げてきてるぞ。君ももっと進歩しないと」とプレッシャーをかけたところ、見事に計117ydsの大活躍をして見せた。

レイノルズに関しては、バジャ=ビアミラが急成長して、パスラッシュDEの枠に空きがなくなってしまったことが大きい。スターターのシエリーはランディフェンスに関してレイノルズやバジャ=ビアミラよりも堅いので外せない。なかなか3人ともロースター登録する余裕はないのだ。

どうしても話題に上るのが、シャーマンHCがGMを兼任していることだ。次の試合のことだけでなくチームの将来も考えるGMが上にいたら、起用法は違ったものになったのでは?という質問に対し、シャーマンHC/GMは「ロン・ウルフがいた時だって、私やホルムグレンに『あの選手を使え』と指示することなど一度もなかった。せいぜい『あの選手は試合に出せそうか?』って聞くぐらいだろう」と説明する。「もちろんロン・ウルフは自分の指名した選手に活躍してもらいたいだろう。しかし彼だって最大の目的は試合に勝つことなんだ」

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