インジャリー・リザーブ入りとなってしまったSバトラーの穴を埋めるため、パッカーズはSビリー・ジェンキンズと契約した。ジェンキンズは1997年、FAルーキーとしてラムズに入団し、翌年からスターターに定着。99年には全試合先発して優勝に貢献した。2000年からブロンコスに移り全試合先発したが、今年のキャンプでは若手にポジションを奪われ、10月23日にブロンコスから解雇されていた。その後、パッカーズやブラウンズのテストを受けたりしたが契約までは至らず、11月5日には新チーム、ヒューストン・テキサンズのテストを受けていた。
ジェンキンズはパスカバーに関しては「並」という評価で、どちらかというとスクリメージ近くでプレーするのを得意とするハードヒッター。昨年は、パッカーズのドナテルDCと似たシステムを採用するグレッグ・ロビンソンDCの下でプレーしたことは新チームになじむためには大きなプラス。
だが、今週は木曜日にライオンズ戦が控えており時間がない。そのためライオンズ戦に関しては、バウ・ジューを先発させる可能性が高い。ジューは、3週間前にバトラーが胸部を打撲した際にもいったんは代役として練習を始めていたが、バトラーが欠場せずに済んだために出番はなかった。今週は月曜日の練習から、すでにバウ・ジューが1stチームに加わって練習を始めている。
また、先週契約したばかりのキッカーの James Tuthill は解雇され、先週はじめに解雇されたばかりのCBキース・ティボドーと再び契約を結んだ。ケガ人が重なったセカンダリーを補強するためにはやむをえないところ。