グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2001年11月20日

Sクリス・エイキンズの愚行

3点差に追い上げた第4Q、ATL陣20ヤード地点での3rdダウン12。オフサイドを犯したCBマクブライドが相手ラインマン達ともみあいになっているところへ飛び込んでいったのが、バトラーの代役として入っていたSクリス・エイキンズ。相手タックルを突き飛ばした?ためにアンネセサリーラフネスの反則を取られ、即1stダウン。結局これがダメ押しのタッチダウンにつながってしまった。あの場面でオフサイドだけならば3rdダウン7だったわけで、極めて痛い反則だったのは誰の目にも明らか。

問題はそれだけではない。ベンチに下げられたエイキンズはシャーマンHCと激しい言い合いの末、ヘルメットを激しく脱ぎ捨てたのだ。選手やアシスタントコーチが間に入ってエイキンズをベンチに座らせ、いろいろと言い聞かせた。珍しいことに、シャーマンHCはもう一度エイキンズに近寄って指をさして怒鳴りつけ、歩み去ろうとしてからさらにもう一度戻って何か言葉を投げつけたようだ。そしてシャーマンHCは、二度とエイキンズをフィールドには戻さなかった。

エイキンズは試合後には反省し、後悔の念を述べている。彼はどうやらペナルティの直前のパントの際に、笛がなった後に突き飛ばされてカッとなっていたらしい。「コーチに下げられて冷静さを失ってしまってたんだ。一時的な興奮のせいだ。僕が間違っていた。自分が間違ったことをしたからプレーさせてもらえなかったんだ。それは理解できる。怒りや反発をコントロールできるようにならなければ」

Sシャーパーは「オレたちのなかに馬鹿げた行動をとるヤツがいた。感情のコントロールさえ出来ないヤツが」と批判。

シャーマンHCは、エイキンズを"干した"のはヘルメットを乱暴に脱ぎ捨てたことによるもので、審判にペナルティーを取られたこととは別だ、と説明する。報道陣に、ライオンズ戦でも彼を出場停止にするのかと聞かれても直接には答えず、「私は子供をきちんと育てたけれども、それでも子供は禁止された時間にテレビをつけたりすることはある。宿題をしなかったり口答えをする時もある。親としては頭を軽くポンと叩いて先へ進むだけだろう? 今日起きたことはそういった類のことだ」

カテゴリ : Player, Scandal