グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2001年11月11日

故ウォルター・ペイトンのビデオ

RBアーマン・グリーンが試合の前の晩に必ずやること。それは彼にとってのアイドル、ウォルター・ペイトン(元ベアーズRB)のビデオ、"Pure Payton" を見ることだ。部屋を暗くしてビデオをセットすると、彼はソファに沈み込んで、伝説的名RB、ウォルター・ペイトンの世界に浸る。「僕はビデオを見ながら、今週の試合の感覚をつかむんだ。僕がランニングバックとしてすることについて、心の準備をする。ブロックすることや、ハードに走ることや、エクストラエフォート・・・ウォルター・ペイトンがしたこと全てについて」

グリーンが見習うのはウォルター・ペイトンのプレーだけに留まらない。一昨年、ガンのために45歳で亡くなったペイトンの人生そのものがグリーンの手本なのだ。チームメイトへの接し方、シカゴ社会への貢献、慈善事業。 「毎回このビデオを見ることが、僕がより良い人間になる手助けになるんだ。そして僕がそうすることが、僕らのチームが目標に到達する手助けにもなる」

そんなグリーンにとって、ペイトンが活躍したシカゴのソルジャーフィールドに立つことは特別な意味がある。「僕がグリーンベイにトレードされた時、『よし、これで年に一回はソルジャーフィールドでプレーできる』って思った。あのフィールドに立ったら、自分の持てる力全てを出さなきゃいけない。だって彼が見てるんだから」

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