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Packers 13 - 35 Vikings
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2001年10月22日
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1Q |
2Q |
3Q |
4Q |
Total |
Packers (4-2) |
0 |
0 |
7 |
6 |
13 |
Vikings (3-3) |
0 |
20 |
0 |
15 |
35 |
序盤はヴァイキングスの2度のファンブルなどでチャンスをもらったパッカーズだったが、2度のFG失敗と不可解な4thダウンギャンブル失敗で無得点に終わり、モメンタムを手放してしまう。2Q途中でWRクリス・カーターへの43ydsのTDパスが決まって先制を許した直後、ファーヴがインターセプトTDを喫して0-14。ヴァイキングスはチャップマンのランとモスへの短めのパスで確実に1stダウンを重ねて、2Q途中からは一度もモメンタムを手放すことはなかった。さらにカルペッパー自身のランも要所要所で飛び出し、得点を重ねた。
予想通りグリーンのランで着実にボールを進めようとしたパッカーズだったが、ヴァイキングスのディフェンスがしっかり止めて、前半はわずか8回4yds。3rdダウンに追い込まれたファーヴにブリッツを送り込んで効果的にプレッシャーをかけ、ようやくショートパスが通ってもタックル一発で倒すという堅いディフェンスがヴァイキングスの勝因のひとつとなった。
ヴァイキングスオフェンスは必ずといっていいほど1stダウンではチャップマンのラン。足首を痛めて万全ではないWRモスは3rdダウンでショートパスを捕って1stダウンを獲得するという、普段のクリス・カーターのような役回り。
- タイムオブポゼッションはヴァイキングスが37分18秒。チーム合計37回のランで196ydsを稼ぎ、特に後半は完璧にボールコントロールした。
- カルペッパーのパスは止められてもランは止められず。9回のランで71yds。1TD。
- 前半、RBグリーンのランが完璧に止められたのが第一の敗因。後半初めに61ydsのロングゲインがあったので数字的にはなんとか格好はついたが、その1回を除くと10回12ydsという驚くべき大不振。
- ファーヴはパス35回21回成功、わずか169yds。被サックはわずか1回だったが、ブリッツでプレッシャーをかけられ、決まるとしてもショートパスばかり。平均4.4yds。シュレーダーを欠いた影響もあるのか、ランアフターキャッチが全く出なかった。
- 1Q残り6分、敵陣7ヤードでの4thダウン1でギャンブル。それまでにも完璧に止められているグリーンのランを選択してやはり失敗。
- サックはLBベルナルド・ハリスの1回だけ。ディフェンスラインだけでは全くプレッシャーをかけることが出来ず、ブリッツを入れてはその裏にパスを通されるという悪循環。
- Kロングウェルが2度のFGを失敗。最初の51ydsは仕方ないとしても、2Qの42ydsを失敗したのはいただけない。
- 久しぶりにKRロッサムが登場。しかしビッグリターンはなし。
- WRシュレーダーはやはり欠場。
- Cフラナガンがショットガンのスナップを2回も失敗してファーヴが後ろにそらす。どちらも3rdダウンだっただけに痛いミスだった。
- 2QにSバトラーがケガで退場。故障箇所は"bruised sternum"ということだが、「胸骨の打撲」ということで良いのだろうか? 代役はエイキンズ。
- 同じく2QにSTコーチのフランク・ノヴァックが体調を悪くして一時中断。少しベンチで休んだだけで問題はなさそうだが、狭心症か何かだろうか?
- 今日もTEフランクスがTDパスキャッチ。
- 4QにはWRチャールズ・リーが今季最初のTDパスキャッチ。