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Packers - Ravens Notebook
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2001年10月16日
- 今季最高のプレーで観客のブーイングを封じ込めたWRアントニオ・フリーマン。「今日は本当にたくさんチャンスをもらった。まるで、振り向くたびに僕の方にボールが飛んできてるみたいだった」
- ここまで9サックを記録していたDEバジャ=ビアミラは、今季初めてサック0に終わった。巨漢プロボウルOTジョナサン・オグデンにコロコロ転がされていたが、ホールディングを誘うなど、やられっぱなしっだったわけではない。RBやTEなども使ってダブルチームをされるなど、初めてといってもいいほどしっかりマークされる経験をした。「いつもよりずっと倒されたけど、こうやって強くなるしかないからね」と前向き。
- この試合を通じてQBファーヴはハードカウントを多用。オフサイドを誘いつつ、相手オフェンシブラインの出足を鈍らせるのが目的で、実際4回オフサイドを誘った。しかし後半にはアーマン・グリーンがその声にひっかかって、ゆらっと動きフォルススタート。RBがフォルススタートを犯すというのは珍しく、放送席に笑われていた。
- DTクリディアス・ハントを登録するため、NTロッド・ウォーカーが今季初めて45人ロースターから外れた。代わりにノーズタックルのギルバート・ブラウンの控えを務めたのはDTジム・フラニガン。
- 第2Q、ファンブルリカバーでボールを奪ったあとの最初のプレー。28ydsのパスをWRドライバーが見事にダイビングキャッチしたが、キャッチの際にボールが地面についたかどうかは実際は微妙だった。しかしファーヴが次のプレーを急いだために、スロービデオが放映される前に次のプレーへ。レイヴンズ陣営はレビューするかどうか判断するヒマがなかった。姑息だがファーヴの頭脳プレー。
- キックオフでの飛距離が足りず、今季一度もタッチバックがなかったKロングウェルだったが、風にも助けられて(?)後半に2度のタッチバック。
- シャーパー兄弟の対決は、プロ入り以来これで弟ダレンの2勝0敗。負けた方が、観戦に来た30人近い家族や友人を食事に連れて行くことになっている。「一番高いステーキハウスに連れてって兄貴に払わせよう」とSダレン・シャーパー。
- 先週の@タンパベイに比べれば、ケガ人がフィールドに倒れこむことはかなり少なかった。現時点でのケガ人情報は下記の通りだが、もう少し経過を見なければどの程度の状態かはわからない。
- 前半終了間際に足首を痛めたWRシュレーダーは、後半途中にはテーピングでがっちり足首を固めてサイドラインでスタンバイしていたが、他のWR達がいいプレーをしていたこともあって無理させず。「私が見たときには腫れあがってはいなかった。翌朝になったみないとわからないが」とシャーマンHC。
- 後半最初のキックオフリターンをカバーした際に頭を打ったヘンダーソン(FB)。少しフラフラしていたが、その後は試合に復帰。「彼は質問にもきちんと答えることができたし、それでOKだと判断して試合に戻したんだ。試合の後も問題はなかったよ」とシャーマンHC。
- その他は軽めのケガ人と思われる。LBディッグス(わき腹)、WRドライバー(太腿の打撲)、NTギルバート・ブラウン(ヒザ)、CBウィリアムズ(鼠蹊部)、RBミーリー(肩)。ミーリー以外はいったん退いた後に試合に復帰することができた。