グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2001年9月 2日

出場停止中のDTクリディアス・ハント

薬物問題で4試合の出場停止を言い渡されたDTクリディアス・ハント。実際の処分はこの日曜日から始まり、第4週のパンサーズ戦の翌日(10月1日)までは、チームの練習に参加することも、チームの施設に立ち入ることさえ許されない。ただでさえ問題のある選手をこのようにチームから隔離してしまうことにシャーマンHCは反対しているが、今のところルールである以上どうしようもない。

この4週間を彼にとって少しでも意義あるものにするため、また復帰直後から100%の力を発揮させるため、シャーマンHCはハントをある種の"スポーツキャンプ"に送ることにした。そこでは今までのキャンプと同じように、ウェイトを上げたり、フットボールのドリルをこなしたり、エクササイズで体を絞ったり、栄養学の講義を受けたりする。また、薬物に関するカウンセリングに関しても、リーグが義務付けた以上のものにする予定だ。つまり、彼にとっては「時間を持て余してついふらふらと・・・」などという時間的余裕はないのだ。「彼は決まった時間に決まった場所にいなければならないし、食事もトレーニングも教育も全てモニターされる。彼が戻ってきた時には、彼を送り出した時よりも、より良い人間になっていてほしいんだ」とシャーマンHC。

なお、このスポーツキャンプの名前や場所は明らかにされていない。また、その費用をチームが負担することも禁止されているため、ハントが自腹で支払うことになる。ただでさえ4試合分のサラリーを削られるというのに。

カテゴリ : Player, Scandal