グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2001年8月15日

オフェンシブライン問題

今年のパッカーズの中で最も層が厚く、問題が少ないと思われていたオフェンシブラインだが、先週のブラウンズ戦では思わぬ醜態をさらす結果になった。ランブロックはまずまずだったが、パスプロテクションがボロボロ。4サックを喫した上に多くの反則を重ねた。

キャンプ中は好調を伝えられていた左タックルのチャド・クリフトンは昨年のドラフト1位のDEコートニーブラウンのクイックネスについて行けずに惨敗といえる内容。右タックルのタウシャーも元パッカーズのDEキース・マッケンジーに苦戦した。「あの2人の若手タックルはどちらも本来の能力を出し切れていなかった。しかし彼らは昨年も我々のかけたプレッシャーに最後は応えて見せたし、今年は昨年よりもっとよくなってくれるだろう」とベクトルOLコーチ。

今年から先発に昇格したセンターのフラナガンと左ガードのマイク・ウォールと控えタックルのB・ストークスは、なかなか良いプレーをしていたらしい。

ブラウンズ戦では2番手RTとして30スナップほどプレーし、まずまずの動きを見せたアール・ドットソン。昨年彼を苦しめた椎間板ヘルニアの方は全く問題ないが、古傷のヒザの状態が相変わらず思わしくない。ヒザの痛みのために、最近はやや動きも悪くなっている上に、プレー数もコントロールせざるをえない現状では、彼をスターターに戻すメドは立ってない。

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