パスラッシュDEがダブついているパッカーズと、TEがダブついているビルズの間でトレードが成立した。パッカーズが獲得したのは今年が3年目のTE、ボビー・コリンズ。ビルズへ移るのは若手DEのデヴィッド・ボウエンス。
「私がシアトルにいた時に彼を指名しようとしていたが、先にビルズに(4巡目)指名されてしまった。彼は優れたアスリートで、スピードとパスキャッチ能力がある」とシャーマンHC。ボビー・コリンズは身長193cm、体重111kgの長身スリム型で手が大きい。ブロック力に関してはまだ向上の余地があるかも。North Alabama大の出身。この2年間でパスキャッチ15回、196yds、2TD。エースTEのリーマズマのケガのため、今年のミニキャンプやトレーニングキャンプでは1stユニットでプレーすることが多かったらしい。
一方ビルズへ移ることになったボウエンスは、"エレファント"DE(スピードラッシャー)のポジションで、昨年はシエリーに次ぐ2番手としてまずまずの活躍をしていた。しかし今年はドラフト1巡のレイノルズの入団、バジャ=ビアミラの急成長で4番手に下がり、ロースターに残ることが難しい状態になっていた。