グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2001年7月31日

キックオフの飛距離アップのために

キックの正確さについては文句のつけようがない成績のKライアン・ロングウェルだが、難があるとすればキックオフの飛距離。滅多にタッチバックになることがない。その状況を改善するため、ロングウェルはこのオフのトレーニングで10ポンドも筋肉を増やしてきたという。「脚のパワーが相当ついたし、全身のパワーも増したよ」

また、彼はキックオフを蹴る際のテンポやボールに当てる角度、そしてティーへのボールの置き方も少し変えたと言う。「もう少し足にしっかり乗るように、前より少し角度をつけて置くんだ」 MINのミッチ・バーガーやDETのジェイソン・ハンソンのやり方を真似たのだという。その甲斐あってか日曜の練習では2本エンドゾーンに蹴り込んで、進歩したところを見せている。

フィールドゴールの際のホールダーは昨年まではQBハッセルベックの役割だったが、彼をトレードに出してしまった今、誰がそれをやるか。QBピダーソンはホールダーの経験が豊富で98年にはロングウェルのホールダーを務めたが、今年はもし2番手QB争いに敗れた場合、ロースターに残れない可能性が高い。QBトリヴァーも同じ境遇だし、しかもホールダーの経験がない。

ということで今はPビドウェルがロングウェルと組んで集中的にホールダーの練習をしている。 「ピダーソンは良いホールダーだが、もし彼がチームに残れなかった場合、ビドウェルがやることになる」とノヴァックSTコーチは語る。

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