グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2001年6月26日

ロースター展望 C編

補強

今年は不要。ウィンタースが来年か再来年に引退してしまう可能性が高いので、来年あたりドラフトで指名するかも。

マイク・フラナガン

96年のドラフト3巡、UCLA出身の27歳。プロ入りして以来、度重なるケガを乗り越えて、ついにスターターに定着するチャンスが巡ってきた。事実この2年間はキャンプでウィンタースとかなり激しいスターター争いをしてきている。ややパワー不足だが、クイックネスで勝負する。機動力を生かしたさまざまなランブロックやスクリーンプレーでは、フィジカルの衰えたウィンタースと比べ大幅に上回っていると思われる。

問題があるとすれば、やはり経験の部分。しかし昨年はケガで欠場のウィンタースに代わって2試合先発を務めており、首脳陣も「世代交代の機は熟した」と見ているようだ。もうひとつの問題は新加入のDTジム・フラニガンと紛らわしいこと。

フランク・ウィンタース

老獪な(汚い、という声もある)プレーでスターターの座を死守してきた15年目のベテランもついに後輩に譲る時が来た。確かに最近はクイックネスの点で衰えが目立ち、経験や老獪さしか取り柄がなくなってきている。若い頃はロングスナッパーもやっていたが、パッカーズはロブ・デイヴィスと再契約したので、そちらの出番もない。

3月には、「今年はフラナガンがスターター」と宣告された上に「サラリーカットか解雇か」という選択を突きつけられた。それでも彼はサラリーカットを承諾し、愛着あるグリーンベイでキャリアを終えることを選んだ。首脳陣は「実力が同じならフラナガンを使う」と公言しているが、ウィンタースは「今までもキャンプでは常にポジション争いをしてここまで来たし、それを今年もやるだけだ。簡単に譲ったりなんかしない」と語る。私生活ではフラナガンと仲がいいらしいが。

Tom Schau

トム・シャウと読むのだろうか。昨年はプラクティス・スクワッド。今年もロースターに残れる可能性はほとんどない。 

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