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2001年4月30日

DTクリディアス・ハント

クリディアス・ハント。ヘンなファーストネームのこの若手DTが飛躍することをコーチ陣は期待している。プロ2年目の昨年、ホリデイがケガした時はDEとして先発し、サンタナ・ドットソンがケガしてからはDTで先発した。ドットソンがケガをしている今年は、本人が得意とするDTに一応固定してスターターとなる予定である。小さなカレッジ(ケンタッキー州立大)からNFL入りした彼はプロで学ばなければならないことが多かったが、300ポンドあるとは思えないようなスピード・クイックネスを生かすことができるようになってきている。

シャーマンHCはドラフトの時のインタビューで、DTの層が薄くなっていることが気にならない理由として「ハントの成長」を挙げた。当の本人はこの土曜日のインタビューで「いやあ、その話は今聞くまで知らなかったよ」と語っている。

今日の両ドットソン

DTサンタナ・ドットソンは昨年11月末にヒザ上の四頭筋を部分断裂したため、今年の開幕を目指してリハビリを続けている。「治るペースが予定よりも早いらしいよ。ぶりかえさないように気をつけながらやってるとこだ」と語る。プールでの運動を続けていて、すでに軽いランニングも始めたそうだ。開幕には間に合うことを目標にしてはいるが、プレシーズンゲームに出る必要があるかどうかはわからないとのこと。

OTアール・ドットソンは目の手術から間もないため、金曜の練習には参加しなかったが、土曜の練習には参加することが出来た。「手術の前よりずっといいよ」

2001年4月29日

DTギルバート・ブラウン好評

先月パッカーズに復帰した巨漢DTギルバート・ブラウン。相変わらず現在の体重は公表しないが、アゴと首の区別がつくというのはかなり絞り込んできている証拠。いまのところヒザの問題もない。 今回のミニキャンプが今年初登場だが、かなり良い動きを見せてOLを押しまくっている。気を良くしたドナテルDCは「1試合に25から35スナップほどプレイに参加させようか」という構想を早くも持ったようだ。「まだ1日見ただけだからね、注意深く見ていかないと。でも現時点では非常にいい」

Notebook: ケガ人アップデート

2001年4月28日

ドラフト指名選手紹介 2: WRロバート・ファーガソン

WR ロバート・ファーガソン Robert Ferguson
ドラフト2巡(41位) 背番号89 185cm 93kg Texas A&M 1979年12月17日生

経歴 : 高校ではWR/DBでオールアメリカン。1998年にTexas A&M に入学するはずだったが学業成績が基準に達せず、98年と99年はジュニアカレッジでプレイ。2000年にようやくTexas A&Mへの編入を果たす。58キャッチ・885ヤード・7TDを記録し、チームのオフェンスMVP。ビッグ12のオフェンシブ・ニューカマー・オブ・ザ・イヤー。来年まで待てば1巡中位以上での指名が確実視されていたが、4年になるのを待たずにエントリー。

セールスポイント : がっちりとした体とスピードを兼ね備える素晴らしいアスリート。ビッグプレイ能力も十分。今年のWRのなかではベンチプレス最強。上体のパワーと鋭い動きを武器にスクリメージでCBのマークを外すことができる。爆発的な加速でランアフターキャッチを稼ぐ。経験が少ない分、まだまだ伸びる見込みが大きい。練習態度、優れた"work ethic"も評価されての指名。

弱点? : 一部校での経験が1シーズンしかなく、未熟な点が多い。ルート取りがまだまだ下手である。難しいパスをキャッチする一方で簡単なパスを落とすなど、ときおり集中力に欠けるという指摘もある。プロの複雑なシステムをマスターするのに手間取るかもしれない。

パッカーズにとって : 全国的な知名度は高かったChris Chambers(ウィスコンシン大)を見送って、ファーガソンを指名したのはスケールの大きさを買ったものと思われる。典型的なディープスレットWRを指名しなかったのはC・ブラッドフォードのケガからの復活に期待してのことかもしれない。大きくフィジカルな点を生かしてスクリメージでカバーマンを振り切る能力は、シュレーダーが最も苦労している点である。シュレーダーとの2番手争いに勝って、遅くともシーズン途中にはスターターになることが期待されている。

抱負 : 「他の上位指名WRたちはすでに能力のピークに達しているけど、自分はまだまだピークに達していないと思う。まだぜんぜん才能を磨いていないんだ」 「アントニオ(フリーマン)は最高のWRの1人だし、ブレット(ファーヴ)はリーグ最高のQBだろう。勉強するには非常によい状況だし、できる限り早く、できる限り多くチームの力になりたいと思っている」

ドラフト3巡LBマーシャルにまたトラブル

ドラフト3巡でパッカーズに指名されたばかりのLBトランス・マーシャルに対し、オクラホマの女性が実父確定訴訟を起こした。先月生まれた子供の父親であることを認めろという訴訟である(と思われる)。今のところマーシャル本人も代理人もコメントはしていない。

マーシャルはすでに結婚して二児の父。2月のスカウティング・コンバインでマリファナ陽性反応が出たとCBS Sportslineが報じたことと、知能や一般常識をテストするワンダーリック・テストでの成績が悪かったことから上位指名を見送るチームが多かった。それさえなければドラフト2巡での指名が期待できたといわれている。

パッカーズはドラフト前にLBコーチのボー・ペリーニをオクラホマ大に送りこんで綿密に調査をした。マーシャル本人と2日間を過ごしたり、大学のコーチからの推薦を得るなどして、プロでやっていくのに問題はないという確信をもっての指名であった。「いくつか過ちを犯したかもしれないが、彼は全米チャンピオンチームのキャプテンであり、彼にはグリーンベイでフレッシュスタートを切らせたい」と語っている。

さらに4選手と契約

パッカーズは下表の4選手と契約した。CBトニー・ダーデンは昨年チャージャーズで全試合出場、3試合先発している。それ以外の3選手は新興XFLでプレーしていた。

Newly acquired Free Agents
Pos. Name 備考
CB Tony Darden チャージャーズのウェイバーから獲得
LB Paris Lenon XFLより
CB Kevin Kaesviharn XFLより
OG Glenn Rountree XFLより

2001年4月27日

元ベアーズのDTジム・フラニガンと交渉か

ベアーズはテッド・ワシントンとキース・トレイラーの2人のDTをFAで獲得したが、その犠牲となって解雇されたのがジム・フラニガン。一方パッカーズはサラリーキャップが厳しいため「FAで大物を狙うことはしない」と公言していたが、DTに関してはサンタナ・ドットソンとスティーヴ・ウォーレンが大ケガをしていて開幕に間に合うか微妙なため、不安が一杯である。プロ人事担当のレジー・マッケンジーは、「まだ代理人と接触はしていないが、契約の可能性を探ってみたい」と語っている。今週末のミニキャンプでのDL陣の出来も見てから話を進めることになりそうだ。

フラニガンが今年もらうはずだったベースサラリーは$2.7ミリオン。一方パッカーズが提示できそうなのは最低額に毛が生えた程度。ただしフラニガンの父親はかつてパッカーズでプレイしていて、ウィスコンシン州出身の彼にとってパッカーズが憧れのチームであったことは有利な条件と言える。

ドラフト指名選手紹介 1: DEジャマール・レイノルズ

DE ジャマール・レイノルズ Jamal Reynolds
ドラフト1巡(10位) 背番号99 190cm 120kg Florida State 1979年2月20日生

経歴 : 高校時代にオールアメリカン。フロリダ州立大では大学2年途中からスターター。4年生となった昨季はシーズン途中からケガに悩まされながら12サック・15ロスタックル・58タックル・4ファンブルフォース・2セイフティ。ロンバルディ賞受賞。 父も大学フットボールでDE(今は高校で陸上を教えている)。2人の兄も大学でLB。母は陸上の短距離選手。完璧なアスリート一家に育つ。「父や兄達は全員ディフェンスをプレイしたんだ。大きな影響を受けたよ」

セールスポイント : 優れたスピードとクイックネスでQBに迫る生粋のパスラッシャー。逆サイドまでボールキャリアーを追いかけるスピードを持つ。純粋にスピードだけで巨漢OTを振り切ることもしばしば。素早く強烈に手を使ってOTのバランスを崩すのもうまい。常に全力を出し、集中力が切れるタイプではない。非常にしっかりした性格のハードワーカー。

弱点? : サイズとパワー。プロのレベルではランディフェンスに不安があるのではないかと言われている。プロの巨漢ラインマンに対抗するにはさらにバルクアップが必要かも。「自分はオールラウンダーだと思っている。ランディフェンスが苦手だという見方は間違っていたと証明してみせる」と彼は語る。

ジンクス : フロリダ州立大は良いDEを輩出することで知られているが、いっぽう上位指名されたDE達がNFL入りしてからは振るわないというジンクスもある。レイノルズ本人は当然そのような指摘に反発している。「自分は全く別の人間だから、比較するのは馬鹿げている。フロリダ州立大のDLに関する固定観念が間違っていることを示したい」

バトラー・レポート : レイノルズと同じフロリダ州立大出身のわれらがSリロイ・バトラーはドラフト時点ですでに彼とは親しく、「彼は静かで控えめな男だ」と語る。「彼はただプレイするだけだ。サックダンスを踊ったりするようなことはない」 お節介なバトラーは当然アドバイスをせずにはいられない。「ここはN.Y.ではないし、L.A.でもない。トラブルに巻き込まれるような場所はないんだ。フットボールしかない。パッカーズがあるだけ。それが伝統なんだ」「君は世界でNo.1の町に来るんだ。君はラッキーだ」

2001年4月25日

13人のルーキーFAと契約

ドラフト終了と同時に各チームともたくさんのルーキーFA達と契約をはじめたが、パッカーズも下表の13人のドラフト外ルーキーと契約を結んだ。

4月14日のニュースで取り上げたウィスコンシン大(しかもグリーンベイ育ち)のパンター、ケヴィン・ステムキーは今回のドラフトではパンターの中で3番目あたりの評価だったが、結局指名されたパンターは2人だけ。残念だが仕方がない、ということで彼は既定の方針通り、誘いのあった6チームの中からパッカーズとの契約を選んだ。パッカーズでプレイするという子供の頃からの夢を実現した彼は、これからジョシュ・ビドウェルとのポジション争いをすることになる。

2001 Packers Rookie Free Agents
Pos. Name College
QB Jonathan Beasley Kansas State
QB Cleo Lemon Arkansas State
WR Jason Franklin Delta State
OG Marques McFadden Arizona
OT Kevin Jordan Fresno State
DE DeAngelo Loyd Tennessee
DT Thabiti Lockhart Fresno State
DT Roosevelt Brown Texas A&M Kingsville
DT Jacob Waasdorp California
LB Donte Curry Morris Brown
S Damion Demps Central Florida
K Brett Sterba William & Mary
P Kevin Stemke Wisconsin

2001年4月23日

2001年 グリーンベイ・パッカーズ全指名選手

今年のパッカーズが指名したのは以下の6人。ドラフト前日の49ersとのトレードで指名数を2つ減らしている。

2001 Green Bay Packers Draft Picks
  Pos. Name College Ht. Wt. 評価 マイナス評価
1 DE Jamal Reynolds Florida State 190 121 純粋にパスラッシュだけならば今年のNO.1。メンタル面も文句なし サイズとパワーがなく、ランディフェンスに不安
2 WR Robert Ferguson Texas A&M 186 93 フィジカルなWR。スピード・サイズともなかなか。太い腕でパワーもある。練習態度も良し ディビジョン1での経験が実質1年のみ
3 CB Bhawoh Jue Penn State 183 90 サイズのあるCB。カバー能力もまずまず。タックルも強烈。この1年で急成長した スターターが1年のみでやや経験不足か。不安定という声も
3 LB Torrance Marshall Oklahoma 188 113 フィジカル能力ではNO.1評価のILB。OLBもできる。急成長しつつある 少し頭が悪いという話も。だまされやすく、まだプレー予測に難あり
4 OG Bill Ferrario Wisconsin 189 142 50戦連続先発。頭が良くタフで荒っぽいOG。 やや背が低く、手が長くない。ドラフトコンバインでの数字は良くない
6 WR David Martin Tennessee 193 110 でかくてパスキャッチも上手いのでTEとして育てる WRとしてはスピード不足

2001年4月21日

49ersとドラフト指名権を大量にトレード

ドラフトを目前に控え、パッカーズと49ersとの間で2巡から7巡まで、計8つの指名権がトレードされた。パッカーズの側は「量より質」、49ersの側は「質より量」を選んだということになる。これにより現時点でのパッカーズの指名権は、1巡(10位)・2巡(41位)・3巡(71位)・3巡(72位)・4巡(105位)・6巡(198位)の6つになった。

Pre-Draft Trade
パッカーズへ 49ersへ
 2巡(全体41位)  2巡(47位)
 3巡(71位)  3巡(80位)
   3巡(82位)
 4巡(105位)  6巡(179位)
   7巡(222位)

いよいよドラフト

アメリカ東部時間の土曜日正午(日本時間土曜深夜1時)に、ニューヨークのマディソンスクエアガーデンで今年のドラフト会議が始まる。初日は1巡から3巡。22日は4巡から7巡の指名が行われる。1巡指名には各チーム15分の時間制限。2巡では10分。3巡以降は5分以内に指名をしなければいけないことになっている。

すでにSDとATLの間でドラフト1位指名のトレードが行われた今年のドラフト、パッカーズがトレードアップをするかどうかはドラフト2位(または3位)指名直前の15分の間に決まることになりそう。

ケン・ヘロック人事部長が辞任か

昨年まではフロントでロン・ウルフに次ぐ地位にあったケン・ヘロック(director of player personnel)が辞任する見通しが強まった。ロン・ウルフが引退することになった時点では彼がGMに昇格するものと推測されていたほどであり、ボブ・ハーラン社長がシャーマンHCをGMに昇格させると決定したことに落胆(または失望)しているのではないかと見られている。ドラフト後にシャーマンHC/GMはスカウティング部門の再編成をすることになっており、ヘロックは居心地が悪い立場になるかもしれないと感じているようだ。

1970年からNFLでスカウトとして働いてきたケン・ヘロックは59歳。OAK、TB、ATLのフロントで重要な職を務めてきたが、特にATLでは90年から96年まで事実上のGMであった。ロン・ウルフと親しい友人であり、ウルフの誘いで99年からパッカーズで現在の仕事についていた。

2001年4月20日

TEマーク・チュムラ続報

昨日の「TEマーク・チュムラが引退に傾いている」というコメントは彼の弁護士から出たものであり、エージェントのエリック・メッツ氏はそれを否定している。メッツ氏によると、今チュムラに来ているオファーは最低年俸に毛が生えた程度のものばかりとのこと。エージェントとしては「今後まだまだチャンスはあるから」とチュムラにハッパをかけているようだ。

2001年4月19日

TEマーク・チュムラ引退か?

Times Picayune紙によると、TEマーク・チュムラの気持ちが引退に傾いているとのこと。アンドリュー・グローバーを解雇したセインツはチュムラとの契約を望んでおり、いったんは契約がまとまりかけたらしい。しかしその後チュムラは99年に痛めた首のケガを気にしているという。

ドラフトに打ち込むSリロイ・バトラー

フロリダの自宅で、リロイ・バトラーは今年もドラフト候補選手達のメモを作り、パッカーズの指名候補選手のリストをまとめた。昨年は1巡指名のTEババ・フランクスを言い当て、2巡で指名したチャド・クリフトンはバトラーが最も高く評価したOLの一人だったらしい。

今週末のドラフトでは"war room"(作戦会議室)にウルフGMやシャーマンHCとともにバトラーも参加することになっている。「タダ飯が食えるからね」とバトラーは言うが、彼がこのような仕事に興味を持っていることははっきりしている。

トレードアップに関して、ARI(2位)・CLE(3位)・ATL(5位)から打診があったことについて、GMとHCがどうするかはわからないとしながらも、バトラーは「トレードアップするだろう」と予想する。「トレードアップするとすれば考えられるのは二人だけ、ジェラルド・ウォーレン(フロリダ大DT)とジャスティン・スミス(ミズーリ大DE)だ」

トレードアップへの最大の障害は、交換条件よりもドラフト2位(または3位)にふさわしいサラリーが(サラリーキャップ的に)捻出できるかどうかだと言われているが、バトラーはそれについても答えを持っている。「ウォーレンの代理人はフリーマンやシャーパーと同じジョエル・シーガルなんだ。彼に電話で聞けばいいんだよ。その金額が無理ならトレードアップせずに10位に留まればいい」

引退後はチームの人事部門で働きたいのかと聞かれるとバトラーは「今僕にわかるのは・・・他のチームで働くことなど考えられない、ってことだけだよ」

2001年4月18日

ロン・ウルフ最後のドラフト

FA制導入以後の通算成績は84勝35敗でNFL最高。就任以来負け越しシーズンなし・・・。90年代のパッカーズ復活の立役者、ロン・ウルフGMが最後のドラフトに臨もうとしている。しかし、彼は6月1日の退任が迫っても感傷的になっている余裕などないと語る。「この39年間してきたこと(ドラフトの準備)に追われていて、引退についてじっくり考えてるヒマは全くないんだ。ドラフトが終わったら感傷的になるだろうけどね」

今までの成功についても自分の手柄ばかりではない、と部下たちへの気配りも忘れない。「私にばかり称賛が集まるけれど、たくさんのスタッフでドラフト戦略を作っていくのだし、彼らももっと称賛されるべきだと思う。まあこれからはそんな機会が増えるだろう」

2001年4月15日

OTアール・ドットソンが目の手術

腰のほうは順調なOTアール・ドットソン。進行した乱視を治すため、ロサンゼルスの病院で「20分の間に両目のレンズを移植する」という新しい手術を行った。プロスポーツ選手でこの手術を受けたのは彼が初めてとのことだが、経過は良好。エージェントによると、彼はいままで公にはしていなかったが、数年前から目の問題に悩まされていたとのこと。

彼は偏頭痛にも悩まされており、吐き気を伴うひどい頭痛のために練習を休むことが年に数回あるという。その偏頭痛が目の問題と関連があった可能性もあるが、目が良くなるとともに偏頭痛も良くなるかどうかは現時点では医者にもわからないと言う。

2001年4月14日

地元ウィスコンシンに有力パンター

グリーンベイ育ち、そして地元ウィスコンシン大で(全米最優秀パンターに与えられる)Ray Guy Award を受賞したケヴィン・ステムキーがドラフトの日を待っている。彼はすでにパッカーズを含む6チームでワークアウトを行っており、グリーンベイでのフランク・ノヴァックSTコーチの前でのワークアウトには、シャーマンHCやウルフGMも顔を出したとのこと。彼はもしドラフトされなくてもルーキーFAとしてどこかのチームが即座に契約することは確実と見られている。

(最優秀パンターだとしても)パンターがドラフトされるかどうかはその年によってまちまち。「自分はルーキーFAだと考えることにしてる。ドラフトされたらもうけものって感じで」

2001年4月13日

レギュラーシーズンのスケジュール決定

2001年レギュラーシーズンのスケジュールが以下のように正式発表された。 

Packers 2001 Regular Season Schedule
Date   Opponent  備考
9/9 DETROIT
9/16 N.Y. Giants
9/24 WASHINGTON  (Monday night)
9/30 Carolina
10/7 Tampa Bay
10/14 BALTIMORE
10/21 Minnesota
Open date
11/4 TAMPA BAY
11/11 Chicago
11/18 ATLANTA
11/22 Detroit  (Thanksgiving Day)
12/3 Jacksonville  (Monday night)
12/9 CHICAGO
12/16 Tennessee
12/23 CLEVELAND
12/30 MINNESOTA

期待高まるWRブラッドフォード

'99年に急成長(637yds,5TD)したものの、期待された'00年はケガのためほぼ全試合を欠場してしまったWRコーリー・ブラッドフォード。先月のミニキャンプでは一昨年の動きを取り戻しており、鋭い動きにコーチ陣やQBファーヴもうれしそう。昨季は彼が不在なためにフリーマンへのマークが集中して思うようにパスが通らず、通ってもランアフターキャッチが出ないことが多かっただけに、ディープスレットとしてのブラッドフォードへの期待は相当なものがある。

本来なら第3WR、または第2WRを争うはずだった昨季を棒に振った彼の今年にかける意気込みはかなりのもの。彼は現在RFA(制限つきFA)ですが、移籍する気は全くなさそう。「ここで4年やってきて、システムにも慣れてる。ケガをしたけど、リハビリもここでやってすごくうまくいった。友達もたくさんいるし、それにブレットがいる」

2001年4月12日

ブラウンズともトレードアップ交渉

ドラフト2位指名権を持つカーディナルスとのトレードアップのウワサは先月からあったが、3位指名権を持つブラウンズとも話し合いが行われていることが明らかになった。ブラウンズの副社長ドワイト・クラーク(モンタナマジックの片棒を担いだ名WRが明かしたところによると、彼は今週ロン・ウルフとトレードの可能性について話し合いを行った。ウルフの側も「考えてみる」ということだったらしい。ただし交換条件がどのようなものになるかは一切明らかにされていない。(一般的な予想としてはパッカーズが持つ3巡指名権を一つか二つ)

トレードの理由として推測されているのは、パッカーズの側はジェラルド・ウォーレン(フロリダ大DTまたはジャスティン・スミス(ミズーリ大DEが欲しいこと。カーディナルズやブラウンズの側としては「ドラフト2位、3位に値するような有力な選手が今年はいない。それならトレードダウンして多くの指名権を」ということらしい。

エドガー・ベネットが再びチームの一員に

元エースRBのエドガー・ベネットがフロントの一員となった。肩書きはdirector of player programs。選手達がフットボールに集中できるよう、フィールド外での生活におけるいろいろな手助けをするのが仕事。彼は92年のロン・ウルフのドラフト1期生であり、レヴェンズの前のエースRBだった。そして夫人はグリーンベイ出身とのこと。

2001年4月10日

ロン・ウルフは本当に引退するのか

ロン・ウルフは6月1日にGM職を退いたあと顧問となるべく、パッカーズと複数年契約を結んだ。この契約の目的は、もし彼が今後他チームと契約した場合にドラフト指名権などの補償を受けられるようにするためと言われている。最近NFCの他チームのフロントたちの間でうわさになっているのは、「アトランタかタンパベイが売りに出されたら、仲のよいロン・ウルフとビル・パーセルズが中心となってオーナーグループを組織して買収する」というもの。もちろんウルフもパーセルズも完全に否定している。

2001年4月 9日

Draft Notebook: 上位指名候補たちと面談

2001年4月 7日

Notebook: 「NFC北地区」事実上決定

Packers 2010 Preseason Schedule
Date     Opponent Time
8/11 Sat. Cleveland 7 p.m.
8/20 Mon.   Denver 7 p.m.(マンデーナイト)
8/25 Sat.   Miami 7 p.m.
8/31 Fri. Oakland 8 p.m.

2001年4月 4日

Notebook: まだあるチュムラ裁判

2001年4月 1日

さらなるトレードアップはあるのか

ハッセルベックのトレードにより17位から10位にアップさせたドラフト1巡指名権を、ロン・ウルフはさらに上げようとしているのではないか、という憶測がいまだにくすぶっている。トレード材料として挙げられているのはパッカーズが3つ持っているドラフト3巡指名権。1週間ほど前にアリゾナの2位指名権とのトレードがウワサされた時にはロン・ウルフが公式に否定している。最新の記事の中でTSNは、パッカーズがトレードアップするとすればDTジェラルド・ウォーレン(フロリダ大)またはWRデヴィッド・テレルl(ミシガン大)を獲得するためであろうと推測している。