グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2001年4月27日

ドラフト指名選手紹介 1: DEジャマール・レイノルズ

DE ジャマール・レイノルズ Jamal Reynolds
ドラフト1巡(10位) 背番号99 190cm 120kg Florida State 1979年2月20日生

経歴 : 高校時代にオールアメリカン。フロリダ州立大では大学2年途中からスターター。4年生となった昨季はシーズン途中からケガに悩まされながら12サック・15ロスタックル・58タックル・4ファンブルフォース・2セイフティ。ロンバルディ賞受賞。 父も大学フットボールでDE(今は高校で陸上を教えている)。2人の兄も大学でLB。母は陸上の短距離選手。完璧なアスリート一家に育つ。「父や兄達は全員ディフェンスをプレイしたんだ。大きな影響を受けたよ」

セールスポイント : 優れたスピードとクイックネスでQBに迫る生粋のパスラッシャー。逆サイドまでボールキャリアーを追いかけるスピードを持つ。純粋にスピードだけで巨漢OTを振り切ることもしばしば。素早く強烈に手を使ってOTのバランスを崩すのもうまい。常に全力を出し、集中力が切れるタイプではない。非常にしっかりした性格のハードワーカー。

弱点? : サイズとパワー。プロのレベルではランディフェンスに不安があるのではないかと言われている。プロの巨漢ラインマンに対抗するにはさらにバルクアップが必要かも。「自分はオールラウンダーだと思っている。ランディフェンスが苦手だという見方は間違っていたと証明してみせる」と彼は語る。

ジンクス : フロリダ州立大は良いDEを輩出することで知られているが、いっぽう上位指名されたDE達がNFL入りしてからは振るわないというジンクスもある。レイノルズ本人は当然そのような指摘に反発している。「自分は全く別の人間だから、比較するのは馬鹿げている。フロリダ州立大のDLに関する固定観念が間違っていることを示したい」

バトラー・レポート : レイノルズと同じフロリダ州立大出身のわれらがSリロイ・バトラーはドラフト時点ですでに彼とは親しく、「彼は静かで控えめな男だ」と語る。「彼はただプレイするだけだ。サックダンスを踊ったりするようなことはない」 お節介なバトラーは当然アドバイスをせずにはいられない。「ここはN.Y.ではないし、L.A.でもない。トラブルに巻き込まれるような場所はないんだ。フットボールしかない。パッカーズがあるだけ。それが伝統なんだ」「君は世界でNo.1の町に来るんだ。君はラッキーだ」

カテゴリ : Draft, Player