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    <title>Packer Zone Blog</title>
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    <updated>2007-06-13T00:07:20Z</updated>
    <subtitle>グリーンベイ・パッカーズとNFLについての折々のひとりごと。</subtitle>
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    <title>Game, Team, Organization</title>
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    <published>2007-06-12T21:52:58Z</published>
    <updated>2007-06-13T00:07:20Z</updated>
    
    <summary>フットボール英語の2回目は、いくつかの基本的な名詞のニュアンスを、NFLに関係す...</summary>
    <author>
        <name>nagoyapackerbacker</name>
        
    </author>
    
        <category term="NFL一般" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.packers.jp/blog/">
        <![CDATA[<p>フットボール英語の2回目は、いくつかの基本的な名詞のニュアンスを、NFLに関係する範囲で取り上げてみたい。</p>
<p>カタカナ英語との違いが意外と面白いのが <span class="key">game</span> という単語。「試合」のほかに、「競技」「種目」といった意味でもしばしば使われるので、注意が必要だ。多くの場合 this がくっついて「この競技」という意味になる。たとえばNBAのキャッチフレーズ <span class="example">I love this game!</span> は「この試合が大好き！」という意味ではなく、「バスケ大好き！」という意味だ。</p>
<p><span class="example">He is one of the greatest quarterback ever to play this game.</span> といったら、「彼はフットボール史上最高のQBの1人だ」と訳すことができる。故ラマー・ハントの追悼文 <span class="example">Lamar had a great impact on this game. </span> なら、「ラマーはフットボールに大きな影響を与えた」となる。この場合、全く同じ文章でも「この試合の勝敗に大きな影響を与えた」と訳すことも可能なので、そこは文脈しだい。</p>
<p><span class="key">Game</span> は「得意なプレー、プレースタイル」といったニュアンスで使われることがあって、訳出が難しいことがある。これも多くの場合 my game とか his game と所有格を伴う。<span class="example">Julius Peppers has continued to expand his game in each season from pure pass rusher.</span> は「ジュリアス・ペッパーズは純粋なパスラッシャーからシーズンごとにプレーの幅を広げてきた」となる。 </p>
<p>また、アメリカのスポーツ選手が大災害などのとき決まって口にするのが、「僕らがやっているのは所詮は <span class="key">game</span> であって、犠牲者の苦しみとは比べようもない」といった趣旨のコメントだ。この場合は「競技」よりも「遊び」に近づいたニュアンスになっていて、何ごとも精神修養と結び付けたがる日本スポーツの精神世界とは大きく異なっている。</p>
<p>彼らアメリカのスポーツ選手がチャリティ活動やファンサービスに熱心なのも、「自分たちはたかがこんなゲームで大金を手にしている」ということへの感謝、謙虚さ、もっと言えば後ろめたさのようなものがあるのではないかという気がしている。</p>
<p class="middle">◆　◆　◆</p>
<p><span class="key">Team</span> はカタカナ英語の「チーム」とさほど変わらないが、選手が使う場合、「今年のチーム」「ロッカールームにいる仲間たち」といったニュアンスが強くなる。コーチが含まれるのかどうかよくわからないが、こういった場合はGMはじめフロントは入らないようだ。</p>
<p>オーナーから裏方さんまで全て含める場合は、<span class="key">team</span> でなく <span class="key">organization</span> という言葉が使われるので、その場合は「球団」と訳し分けることにしている。移籍してきた選手がパッカーズのことを <span class="example">This is a first class organization.</span> などとおだてて言ってくれることがあるが、サラリーだけでなく練習施設から家族の待遇などに至るまで、全てにおいて一流の球団組織、といった意味合いになる。</p>
<p>チーム関連で独特な言葉が <span class="key">return</span> だろう。前回ファーヴ現役続行の例文でも出てきたが、現役復帰でなく現役続行なのに <span class="example">Favre will return.</span> と表現するのが興味深い。また、米大学フットボールチームの話題でよく出てくる表現だが、引退（またはプロ入り）する4年生が少なく来年も期待できる、という場合に <span class="example">9 starters return from last years defensive squad.</span> という。つまり「昨年のディフェンスのスターターのうち9人が残っている」という意味だ。</p>
<p>日本の学校では一年中ひとつのスポーツをするのに対し、アメリカでは複数のスポーツをするシーズン制だからなのだろうと思う。フットボールのシーズンが終わればそこでいったん解散、しばらく別のスポーツをやって、来シーズンにまた会おう、という感じがある。大学でも1年中フットボールのチーム練習をすることが許されておらず、NFLは労使協約でオフシーズン練習はかなり制限されている。だから <span class="key">return</span> という言葉がぴったりくる。</p>
<p>大学のついでに言えば、プロ球団の <span class="key">organization</span> に対し、大学のフットボール部（別の競技でもいいが）のことは <span class="key">program</span> と呼ぶのが独特だ。<span class="example">After the 1989 season, the Wisconsin football program was one of the doormats of the Big Ten Conference.</span> は「1989年シーズンのあと、ウィスコンシン大フットボールはビッグ10カンファレンスのドアマットのひとつだった」となる。</p>
<p>あれだけの収入を稼ぎ出すビッグビジネスなのに空々しい気もするが、まあ教育の一環という建前なのだろう。この <span class="key">program</span> は最初に見たときは面食らうが、カレッジ関連では頻出単語なのですぐに慣れるし、さほど難しくない。 </p>
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    <title>ファーヴの現在とチームの将来</title>
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    <link rel="service.edit" type="application/atom+xml" href="http://www.packers.jp/mt/mt-atom.cgi/weblog/blog_id=2/entry_id=81" title="ファーヴの現在とチームの将来" />
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    <published>2007-05-17T12:33:26Z</published>
    <updated>2007-06-12T22:44:42Z</updated>
    
    <summary>モス獲得失敗に腹を立てたファーヴが、トレード要求をしたとかしないとか大騒ぎ。しかし積極的なFA補強というものは優勝に近づいたチームが行うべきで、今のパッカーズには時期尚早だろう。</summary>
    <author>
        <name>nagoyapackerbacker</name>
        
    </author>
    
        <category term="Green Bay Packers" />
    
        <category term="NFL一般" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.packers.jp/blog/">
        <![CDATA[<p class="spacing">ブレット・ファーヴがランディ・モス獲得失敗に腹を立て、そんなことならトレードしてくれと言ったとか言わないとか、グリーンベイは3日間ほど大騒ぎとなった。おかげで私はニュースのネタ探しに困らなかったが、ファーヴの熱烈なファンとしてはやはり愉快でない騒動だった。</p>
<p>本人は公式には否定しているものの、まあ怒りのあまりトレードを口走ったのだろう。それを代理人サイドに利用されメディアにも暴露されて大騒ぎになってしまった。今は「激怒」レベルから「不満」レベルにまで収まり、現状で我慢してプレーする気になっている。同情の余地はあるけれど、今回の騒ぎは自業自得と言われても仕方がない。</p>
<p>いっぽうテッド・トンプソンGMの側は、WRジャヴォン・ウォーカーの件でもそうだったが、選手とのコミュニケーションにおいて不器用すぎると思う。単刀直入すぎ、ダメとなるとにべもないところがあるので、ヘソを曲げてしまう選手も出てくる。参謀格なら正しい戦略を生み出す頭脳があればいいけれど、今は親分なのだから、いまどきのわがままな選手たちを懐柔する手管も多少は必要というものだ。それに、いまの時代としてはメディア活用が下手すぎる。</p>
<p class="middle">◆　◆　◆</p>
<p>トンプソンGMのチーム作りを弁護すると、どのGMも「目先の勝敗」と「将来」の両にらみで二者択一というわけにはいかず、彼の場合は「将来寄りのタイプ」というだけにすぎない。ただ例外は優勝を目前にしたチームで、今年のペイトリオッツがそうだし、'96年のパッカーズもTEキース・ジャクソン、WRドン・ビービー、WRアンドレ・ライズン、DTサンタナ・ドットソン、Sユージーン・ロビンソンなど的確な補強が優勝に結びついた。</p>
<p>ファーヴは'90年代パッカーズのそうした補強を懐かしんでコメントしていたが、たとえ当時のロン・ウルフGMでも今の戦力だったら'96年のような補強はしないはずだ。それは断言できる。今回の件で言えば、コルツをあと一歩まで追い詰めたペイトリオッツとパッカーズでは身分が違うのだ。もうひとつ今年のFA市場で大活躍した49ersはといえば、スタジアム建設を推進するために大きな花火を打ち上げたい、というオトナの事情もあるのではないか。</p>
<p>「あと一歩」を目指した短期的補強で優勝に手が届いた例もあるが、失敗例の方がずっと多い。まだその時期ではない、というトンプソンGMの判断には私も賛成で、もしファーヴの現役中に間に合わないのなら、それはそれで仕方がないと諦めている。トンプソンGMが引退間近の英雄を特別扱いせず、現在のために将来を犠牲にしない、という方針を貫いているのはむしろ潔いほどだ。</p>
<p>ファーヴが勝ちたがっているのは、成し遂げていないものがある焦りではなく、いつだって彼は勝ちたいだけなのだ。もう一度や二度優勝してほしかったけれど、幾多の名選手が手に入れられなかったスーパーボウルリングを彼はすでに持っている。今年無事にプレーすればいくつかのNFL記録にも手が届く。たとえこのまま尻すぼみの成績に終わったところで、それはけっして痛恨事ではない。</p>
<p class="middle">◆　◆　◆</p>
<p>そうはいっても、今年のパッカーズはいくらなんでも補強しなさすぎじゃないの、というのがファーヴも我々ファンも共通した不満であるわけだが、今年FA補強に消極的なチームは、サラリー相場の高騰を強く意識しているのだと思う。今年のFA市場は空前の低レベルだったのに、この2年のサラリーキャップ枠増額により各チームともたっぷり余裕があるせいで、たいしたことのない選手に驚くほどの高値がついた。それだけで済むわけではなく、問題はいま契約下にある選手たちの潜在的なサラリー相場も一緒に高騰してしまったことなのだ。</p>
<p>いまいる有力選手と再契約するために、相当な額を残しておかなければならない。最近はどこも中心選手と早め早めの契約延長をするので、FA市場に出てくるのは、実力が低い、ケガが多い、首脳陣とのトラブル歴がある、素行に問題がある、といった要素を（複数）含んだ選手ばかり。いま慎重にやっておかないとすぐにサラリーキャップに余裕のない年がやってきて、大事な中核選手を手放すハメになってしまう。</p>
<p>どこもキャップに余裕があって気楽な年と思われがちだが、選択肢が幅広いだけにかえって難しい時期かもしれない。プロ将棋では、序盤の方が長考が多いのを思い出す。</p>
<p>派手なFA補強は過大評価されがちだが、毎年3月に話題を集めるチームは、秋になるとさっぱり目立たなくなるのがよくあるパターン。実際に1月を勝ち抜いてスーパーボウルに手が届いたのはどれも、何年もかけてドラフトを成功させ、しっかりした土台を築いたチームばかりだ。メンタルも含めて優秀な中核選手を育ててこそ、多少危なっかしいFAを獲ってもうまくいくのだろう。</p>]]>
        
    </content>
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    <title>couldのニュアンス</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.packers.jp/blog/2007/03/75.htm" />
    <link rel="service.edit" type="application/atom+xml" href="http://www.packers.jp/mt/mt-atom.cgi/weblog/blog_id=2/entry_id=80" title="couldのニュアンス" />
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    <published>2007-03-08T15:00:00Z</published>
    <updated>2007-06-12T22:44:42Z</updated>
    
    <summary>初めてNFLの英語記事に接する場合を想定して、注意すべき点を挙げてみる。今回はcould と will のニュアンスの大きな違いについて。</summary>
    <author>
        <name>nagoyapackerbacker</name>
        
    </author>
    
        <category term="NFL一般" />
    
        <category term="その他" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.packers.jp/blog/">
        <![CDATA[<p class="spacing">何年ものあいだ毎日大量の英文を読んできたので、プロフットボールに関することならある程度細かいニュアンスまで読み取れるようになった気がする。そこで、私と同じような大学受験レベル（留学経験なし）の英語力の人が初めてNFLの英語記事に接する場合を想定して、注意すべき点を挙げてみることにしよう。</p>
<p>いまはオフシーズンなので中心になるのは人事関連の記事。どのチームが誰を狙っているとか、誰がどの程度の金額を望んでいる、といった話題だ。そういった記事を読む上で最低限必要なのが、推量の助動詞としての <span class="key">could</span> の使われ方を知っておくことだろうと思う。</p>
<p>たとえば昨季終了直後、ファーヴの現役続行が未定の時点とする。そこで <span class="example">Favre could retire.</span> と書こうが <span class="example">Favre could return.</span> と書こうが、最新情報としての価値は何もない。<span class="key">could</span> とは可能性の高い低いを示すものではなく、「可能性がゼロではない」ことを示すだけだからだ。引退するかもしれないし、現役を続けるかもしれない。どちらも可能性はゼロではない。プロの記事であろうと <span class="key">could</span> を使って書かれた場合は、我々ファンが掲示板で書くのと、その信憑性においてたいした違いはない。</p>
<p>FAやトレードについても同じことで、<span class="example">The Packers could pursue Stallworth.</span> とか <span class="example">Packers could trade for Randy Moss.</span> と書かれた場合、間違っても「パッカーズがストールワースを獲りにいく！」などと先走ってはいけない。「まだ何の証拠もないけど、ストールワースを獲りにいく可能性もあるよ」とその記者は述べているだけで、噂ばなし以前の憶測にすぎないからだ。繰り返して言うが、我々ファンが掲示板で「○○を獲ったらいいよねー」と話すのとさほど変わらない。</p>
<p class="spacing">ちゃんとした噂ばなしと言えるのは <span class="example">A league source tells us that...</span> とか <span class="example">According to a team source,</span> つまり「情報筋によると」といった前置きがついた場合だ。匿名を望んだその情報源が記者に「何にしとく？」と聞かれて「チーム関係者にして」となった場合は <span class="example">A team source</span> 、もっとボカしたい場合は <span class="example">A league source</span> となるのだろうか。 <span class="example">A source close to the situation said that... </span> などと書かれていたら代理人や選手の家族を想像していいかもしれない。</p>
<p class="spacing">こういう基本的なことがわからずに、固有名詞だけ拾い読みして「あのチームが○○を狙っているそうですね！」と掲示板などで書き散らすのはかえって迷惑というものだ。そういった書き込みを見たら、その人の書くことはあまりアテにしない方がいい。</p>
<p>これが <span class="key">could</span> でなく <span class="key">will</span> になったら正反対で、100%に近い確信を持ってその記者が書いたことを示している。逆に言えば、何らかの証拠をつかんでなければ <span class="key">will</span> は使えるものではない。もし現役続行未定の時点でグリーンベイの地元紙が <span class="example">Favre will retire.</span> または <span class="example">Favre will return.</span> という記事を載せたら、すぐに全米メディアからパッカーズに取材が集まるだろう。</p>
<p><span class="key">will</span> と書いた記事がもし誤報なら切腹モノ、とは言わないが、上司からはお叱りを受け、同業者からは冷たい目または慰めの言葉をかけられることになる。まあ人間は直前で気が変わることもあるから、記者より選手本人に誤報の原因があることも多いけれど。またそれとは別に、個性的なコラムニストが <span class="arialbold">Favre will retire.</span> といったコラムを書くこともなくはない。誰も真に受けないことを前提に、派手な見出しで大胆な予測を述べるといった趣向だ。</p>
<p>ケガ人が今週の試合に出るかどうか、といった話題でも <span class="key">could</span> と <span class="key">will</span> はよく使われる。ケガで欠場していた選手について <span class="example">Mark Tauscher could return to lineup this week.</span> と書かれているだけでは、復帰できるのかできないのか判断はつかない。しかしこれが <span class="example">Tauscher will start this week.</span> となったら、この記者はコーチからか本人からか、先発復帰の確かな情報を得ていると推測できる。だいたい週の前半のうちは出否未定なので <span class="key">could</span> しか書けず、試運転を済ませて初めて <span class="key">will</span> と書ける根拠が得られるようになるだろう。</p>
<p>というわけで、ニュアンスがはっきりしている <span class="key">could</span> と <span class="key">will</span> だけに絞って説明してきた。<span class="key">may</span> や <span class="key">might</span> については、まあ可能性が半々なのだと思っておけばいいのではないか。選手の移籍で言えば、チーム側が獲得に興味を示している状態や、契約交渉に入っている段階なら <span class="example">Packers may re-sign Ahman Green.</span> という表現でちょうどいい。</p>
<p>今後もなにか気がついたことがあったら、フットボール英語についてまた取り上げてみたい。</p>]]>
        
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    <title>Gravity</title>
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    <published>2007-02-27T15:00:00Z</published>
    <updated>2007-06-12T23:28:10Z</updated>
    
    <summary>71年前、二・二六事件で戒厳令が敷かれた東京で、21歳の祖母は真っ白な雪を踏んで...</summary>
    <author>
        <name>nagoyapackerbacker</name>
        
    </author>
    
        <category term="NFL一般" />
    
        <category term="その他" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.packers.jp/blog/">
        <![CDATA[<p>71年前、二・二六事件で戒厳令が敷かれた東京で、21歳の祖母は真っ白な雪を踏んで四谷の産院まで歩き、そこで私の母を産んだ。2年も経たぬうちに戦争未亡人になった。</p>
<p>シングルマザーとして必死に頑張って洋裁の先生になったころ、祖母が教え子の家に招ばれたことがあった。その人の父親は海軍のエラい人（たしか将官）なのだが、酒で機嫌がよくなったのか、「勝負事は、かかっているものが大きいほど面白いものだ。戦争は国を賭けてやるのだから、面白くないはずがない」といった趣旨のことを祖母たちに言ったらしい。軍国主義が大嫌いだったオテンバ娘は心の底から憤り、3年前に亡くなるまで、孫の私にその思い出話をしては腹を立てていた。</p>
<p class="spacing">母の誕生日にこのようなことを思い出したのだが、戦争や軍人の話をしようというのではなく、「かかっているものの大きさ」の方の話だ。</p>
<p>たとえばオリンピック、またワールドカップでもいい。いっときは大変な盛り上がりを見せても、大会が終わってしばらくすればその競技への注目度は元に戻ってしまう。魅力に目覚めてファンになる人たちがある程度は出てくるにせよ、全体としてはまあ元通りだろう。もともと熱心なファンだった人たちは、「ワールドカップや日本代表の試合ばかりもてはやして、なぜもっとJリーグの試合を観ないのか、放送しないのか」と憤り、熱しやすく冷めやすい大多数のファンを軽蔑することになる。</p>
<p>しかし考えてみれば、同じ熱気を保てないのは当たり前の話だろう。いくら競技レベルが高かろうと、勝っても負けても大差ないようなゲームなら、両チームの熱心なファンしか強い興味を持てるはずがない。NFLで強豪どうしの同カードだとしても、プレーオフはかかっているものの大きさが違う。ケガ人は足を引きずってでも出場してくるし、極度の緊張感の中で、普段は隠れていた怒りや憎しみといった感情がむき出しになることもある。</p>
<p>古代ローマの人々が最も好んだ娯楽は剣闘士競技だが、グラディエーターたちの闘いぶりが素晴らしいだけでは、あれほどの人気を得ることはなかっただろう。必ずではないにせよ、敗れた方はとどめを刺され、その場で命を落とす。つい先ほどまで力に満ち躍動していた完璧な肉体が、血潮にまみれ、やがて動かなくなる。そこに残酷な楽しみがある。</p>
<p>現代のオリンピックやサッカーのワールドカップはと言えば、4年という歳月の重さが、見る側にとって特別な興趣になっている。アスリートの全盛期は短く、次のチャンスが来るかどうかわからない。長い間積み上げてきたものが一瞬の勝負に凝縮される。だからこそ勝者の喜びは大きいし、敗者の失望はより深い。力を出し切った充実感や、祭りが終わった開放感や寂しさにも格別なものがある。国民的関心事となるだけに、見る側でもお年寄りが心臓発作を起こしたり、殺人事件まで起きたりする。</p>
<p>アメリカのプロスポーツは、球団数の多さと、サラリーキャップによる均衡策がひとつの特徴となっている。いま強豪と言われていても、来年はどうなるかわからない。次のチャンスは何年後、いや何十年後になるかわからない。だからこそ今年勝ちたい、何とかしてモノにしたいという球団・選手・地元民たちの気持ちの強さが、あのプレーオフの熱気を支えている。</p>
<p>そういった、いわばアルコール度数の高い楽しみに酔ったあとで、同じ競技だから、競技レベルが高いのだから同じように楽しめと言われても、それはどだい無理というものだ。たしかに、純粋に競技そのものを楽しめる人たちは趣味がいい。しかし必ず少数派であり、それが変わることはない。そのようなことが理解できない人は、けっきょく人の世のことがわからぬのではないかという気がする。</p>]]>
        
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    <title>マイク・シャーマン時代を総括</title>
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    <link rel="service.edit" type="application/atom+xml" href="http://www.packers.jp/mt/mt-atom.cgi/weblog/blog_id=2/entry_id=78" title="マイク・シャーマン時代を総括" />
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    <published>2006-02-23T15:00:00Z</published>
    <updated>2007-06-12T22:44:42Z</updated>
    
    <summary>6年間続いたマーク・シャーマンHC時代のパッカーズを自分なりに振り返ってみようと思う。私はどちらかというとシャーマン擁護派だったので点は甘くなるけれど。</summary>
    <author>
        <name>nagoyapackerbacker</name>
        
    </author>
    
        <category term="Green Bay Packers" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.packers.jp/blog/">
        <![CDATA[<p>ちょっと文章が長くなるが、6年間続いたマーク・シャーマンHC時代のパッカーズを自分なりに振り返ってみようと思う。私はどちらかというとシャーマン擁護派だったので点は甘くなるけれど。<br />　</p>
<p>1998年いっぱいでホルムグレンHCが去り、レイ･ローズHCの下でチームのタガは完全に緩んでしまった。1998年に1,424ydsでオールプロとなったWRフリーマンは、翌年夏に$42ミリオンの巨額契約を手にしたとたんにスピードもキレも失い、並の1000ydsレシーバーになった。RBレヴェンズはかつての酷使がたたってか、ケガがちになり始めていた。ディフェンスではDEレジー・ホワイトが去り、Sバトラーも衰えを見せ始めていた。</p>
<p>わずか1年でチームはガタガタ、特に規律の低下が著しいことを見て取ったロン･ウルフGMは、シーズン終了直後にレイ・ローズHCを解任した。8勝8敗のコーチを1年で解任というのは尋常な人事ではないが、「このままではどんどんひどくなる」という危機感をよほど強く感じたのだろう。ローズを選んだことはウルフの最大の失敗だが、そういった時に自分の面子にこだわらず、あっさり失敗を認めてやり直すのが彼の美点でもある。</p>
<p>パッカーズというと「ホルムグレン時代の遺産」という言い方をされることもあるが、上記のような事情により、じっさい遺産と言えるのはQBブレット･ファーヴぐらいのもので、負の遺産の方が多くなっていた。</p>
<p class="middle">◆　◆　◆</p>
<p>後任に選ばれたマイク・シャーマンは、シーホークスのオフェンシブコーディネーターとはいっても（ホルムグレン自身がコールを出すので）プレーコーラーとしての実績があるわけではなく、マリウッチやグルーデンのような快活で人当たりのよい魅力があるわけでもない。教師タイプで、物事を一つ一つを堅実に進めていくコーチだ。不器用で時に堅苦しいほど真面目だが、長く付き合ううちに良さが分かるような人なのだろう。</p>
<p>OLコーチ出身だからか、最も大きな成果を上げたのはOLの立て直しによるランオフェンスの強化だった。左タックル不在、ケガがちなRTアール・ドットソン、Cウィンタースの衰えでガタガタになっていたが、RGリヴェラを除く先発4人が2年のうちに入れ替わった。幸運なトレードでRBアーマン・グリーンを手に入れたことも大きかったが、OLが強化できたからこそあそこまでランが強くなったのだろう。2001年から4年間は先発5人が全員残留したのも強みだった。</p>
<p>WR陣の再建はフリーマンの巨額契約に足を引っ張られて時間がかかったが、WRドライバーの着実な成長とWRウォーカー指名の成功で、2003年の後半になってようやく大きな成果が出た。ディープスレット不在のそれまでは、ロングボムと言えば「見せ球」のようなオーバースロー気味のものばかりだったが、ジャンプボールに滅法強いウォーカーの台頭によって、オフェンスの破壊力が格段に増した。</p>
<p>いっぽうディフェンスは、全般にタレントレベルが低くプレイメーカー不足に苦しんだ。2001年にはDEバジャ=ビアミラが急成長したが、エヴリダウンプレーヤーとしては物足りない。DEヴォニー・ホリデイはケガが多く、特に胸筋を断裂してからは元の力を取り戻せないまま移籍。6年で唯一の高額FA選手だった2002年のDEジョー・ジョンソン獲得は大失敗に終わった。Sダレン･シャーパーはSバトラーが健在だった時期がベストで、相棒が頼りなくなると彼の良さが発揮されない。安定して高いレベルでプレーしたのはCBマイク・マッケンジーだが、移籍してきたCBアル・ハリスとコンビを組めたのはわずか1年だけだった。</p>
<p class="middle">◆　◆　◆</p>
<p>2001年、2002年と12勝を挙げたものの、実際にチーム力がピークに達したのが2003年（10勝6敗）の後半だったことは、ほぼ異論のないところではないだろうか。最終戦でミネソタが大逆転負けしたためにプレーオフに進出できたが、スーパーボウルを狙える力があったのはこの年ぐらいだ。シーズン序盤にケガ人が続出し、中盤にはファーヴの親指にヒビが入るなど苦しんだため6敗したが、絶好調でプレーオフを迎えることができた。</p>
<p>成熟しきったOL陣と絶好調のRBグリーンでチームとして2,558ydsラッシング、それにWRウォーカーへのロングパスを武器に、どんな相手からでも点が取れる攻撃力があった。ディフェンスは決してよくなかったが、シーズン半ばにDTグレイディ･ジャクソンが加入してかなり安定感が出た。そうして迎えたイーグルスとのディビジョナル･プレーオフ、あの4thダウン26を守れずに勝ちを逃したのは球団史上に残る痛恨事だった。</p>
<p class="middle">◆　◆　◆</p>
<p>さて、マイク・シャーマンをヘッドコーチに選んでわずか1年、2001年のドラフトを最後にロン･ウルフGMが引退することになり、9勝7敗でプレーオフを逃したばかりのシャーマンにGMを兼任させるハメになった。この人事はウルフよりもボブ・ハーラン社長の意向が大きかったらしい。経験には乏しくても、周りのスタッフをまとめていく能力を買ったのだろう。</p>
<p>結果的には、GM兼任はやはり荷が重かったと言わざるをえない。唯一の大きな買い物だったDEジョー・ジョンソン獲得が大失敗に終わり、サラリーキャップ的にはさらにキツくなった。ドラフトでも、積極的にトレードアップ（つまり指名数を減らす）する癖が裏目に出て特に下位指名での成功が少なく、選手層を厚くすることができなかった。DEジャマール・レイノルズなど2001年ドラフトの失敗がのちのちまで尾を引き、ウルフの最悪の置き土産となったのは気の毒だったが。</p>
<p>最大の成功はWRジャヴォン・ウォーカーをトレードアップして1巡20位指名したこと、それにCBアル・ハリスをトレードで獲得したことだろう。また、シャーマンがGMをしている間は12勝、12勝、10勝、10勝と全てプレーオフに進んだことを考えると、ケミストリー重視のチーム作りをGM兼任のシステムが後押しした面もないとは言えない。<a href="http://www.packers.jp/blog/2002/07/61.htm">以前にも書いた</a>ように、チームの意思が統一しやすい仕組みだからだ。</p>
<p>CBマッケンジーのように「どうしてもイヤ」と言って出て行った選手もいるが、これは今時どのチームにもあることで、全員を満足させることなどできないのがサラリーキャップ制なのだ。全般的には、選手とフロントの関係は（NFLの平均よりも）良好だった。</p>
<p class="middle">◆　◆　◆</p>
<p>もう一度ヘッドコーチとしてのシャーマンの話に戻ると、強みはやはりケミストリー面だろう。ファーヴを始めとしたベテランのリーダーシップを最大限に活かし、まとまりのよいチームを毎年作ったと思う。もう一つの彼の強みである粘り強さも、1勝4敗などの劣勢から盛り返す戦いぶりに表れていた。</p>
<p> 弱みはいろいろあるが、まず第一はゲームデイのコーチング。フィールドに選手を送り出すまでは申しぶんなくても、試合の流れの中での柔軟な采配が苦手だったように思う。容貌というか表情が頼りなげで、そういった印象を増幅したのかもしれないが。勝負勘については、考え過ぎて慎重になった時より、多少アタマに血が上って勢いで勝負した時の方がうまく行くことが多かったような気もする。</p>
<p>コーチング以上に拙かったのがコーディネーター選びだろう。OCは、昔からの友人トム･ロスリーを最後まで切ることができなかった。ハーフタイムのアジャストメントを含め、柔軟さに欠ける采配はロスリーの問題なのかもしれない。それでもOCならオフェンス出身のシャーマン自身が補えるが、致命的だったのはDC選びだ。</p>
<p>経験や人脈の少ない新任ヘッドコーチには選択肢が少ないという事情もあるだろうが、最初に選んだエド・ドナテルDCはけっきょく平凡なレベルで、6年のうち4年を過ごしてしまった。4thダウン26の責任を取らせて解任したのはいいが、代わりに昇格させたのがボブ･スロウィックで、これがまた滅多にないような低レベル。シーズン中に方針が二転三転したものだから、若手DBたちは混乱しきってしまった。ようやく一流のジム・ベイツを呼んだのが2005年で、期待以上の数字を残してくれたが、オフェンスの大不振を補うことはできなかった。せめてベイツがあと1年か2年早く来てくれていたら、プレーオフでもう一段上を狙えたことだろう。</p>
<p>コーディネーターが悪いといっても結局は選んだヘッドコーチの責任であり、選手に温情をかけ過ぎるGMとしての弱さが、ここでも、冷徹になれず忠実な部下を切れない弱さとして表れていたように思う。</p>
<p class="middle">◆　◆　◆</p>
<p>ヴィンス・ロンバルディHCが1967年限りで辞任した後、QBバート・スター（多くの主力も）は4年間プレーしたが、勝ち越すことさえ一度もできなかった。主力選手が老化したこともあるが、当時の最大の敗因は規律面の低下だと言われている。いちど緩んだタガを締め直すのは容易ではないし、いくらファーヴがすごかろうと、彼の存在だけで毎年プレーオフに行けるほどNFLは甘くない。</p>
<p>そうしてみるとマイク・シャーマンは落ち目のチームをよく立て直したと思う。もちろん物足りない面も多々あった。もう一段上を狙えたのにと悔やまれる点は、上で挙げたようにいくつもある。それでも、惜しいところまで行くのにはそれだけの力がなければならないし、総合力で彼より優れたコーチがそうたくさんいるとは思えない。</p>
<p>われわれファンというのは単純な二分法が好きなもので「優勝以外は全てダメ」という方向に向かいがちだが、私の価値観では、6年で4回プレーオフに出たコーチはじゅうぶん良いコーチだ。悔しい思いもしたけれど、嬉しいことも多かった。プレーオフではもっと勝ちたかったけれど、毎年プレーオフを楽しめたのはありがたかった。通してみれば、なかなか悪くない6年だったと私は思う。</p>]]>
        
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    <title>Movable Typeを導入</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.packers.jp/blog/2006/02/72.htm" />
    <link rel="service.edit" type="application/atom+xml" href="http://www.packers.jp/mt/mt-atom.cgi/weblog/blog_id=2/entry_id=77" title="Movable Typeを導入" />
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    <published>2006-02-19T15:00:00Z</published>
    <updated>2007-06-12T22:44:42Z</updated>
    
    <summary>「ひとり言」のコーナーだけMovable Typeを導入してブログ化してみた。</summary>
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    </author>
    
        <category term="その他" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.packers.jp/blog/">
        なんと「ひとり言」を書くのは2年9ヶ月ぶりだ。この機会に、このコーナーだけMovable Typeを導入して、ブログ化というかCMS化を図ってみた。いや実際は、Movable Typeをいじっていたらひとり言を書かなければならないような気がしてきた、というのが本当のところ。

過去ログの移植はかなりの作業量だったが、HTMLやCSSについてはこれまでに苦労して覚えてきたので、今回のカスタマイズやテンプレートはわりあいスムーズにできた。ニュース･アーカイブにもMovable Typeを活用できればいいのだが、そうなると過去60ヶ月分の移植作業が大変だ・・・。

「ひとり言」もここまでやってしまえば今後の運用が楽なはずなのだが、書きたいネタがそうしょっちゅうあるわけではないし、NFLの戦評など自分に無理なのは身にしみているので、やはり今後もごくたまにしか書かないことだろう。次の更新がバンクーバー冬季五輪の頃にならないよう、1年も開かずに書くのを努力目標にしてみよう。
        
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    <title>Only time will tell</title>
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    <published>2003-05-18T15:00:00Z</published>
    <updated>2007-06-12T22:44:42Z</updated>
    
    <summary>ドラフト選手の評価を決めるのは、「時」だ。この指名が良かったか悪かったか、3年経てば子供でもわかるし、それまでは誰にもわからない。となれば我々ファンのすることは一つ、ただ楽しみに待つことだけだ。</summary>
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        <category term="NFL一般" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.packers.jp/blog/">
        <![CDATA[ドラフトが終わり、自分の好きなチームが指名したルーキーの評判が気になって仕方がない時期だ。ミニキャンプでコーチがああ言った、評論家がこんなことを書いていたと喜び、ドラフト前の評価記事を探しては「こんなに欠点が書いてあるが大丈夫だろうか」 と胸を痛める。ドラフト関係サイトでは、各チームが効果的な指名をしたかどうか、丁寧にもランク付けまでしてくれている。

しかし実際に評価を決めるのは、彼らドラフト専門家でもなければ、コーチやGMでさえない。「時」だ。この指名が良かったか悪かったか、3年経てば子供でもわかるし、それまでは誰にもわからない。となれば我々ファンのすることは一つ、ただ楽しみに待つことだけだ。その指名が高く評価されていたら素直に喜べばいいし、酷評されたら、「ケッ、何もわかっちゃいねえ」 と鼻で笑えばいい。それがファンとしての正しい態度だと思う。深刻に悩んだり、腹を立てたりするのはエネルギーの無駄だ。

<p class="middle">◆　◆　◆</p>

さて、今年のパッカーズ。私が一番嬉しかったのは、QBを上位指名しなかったこと。ファーヴが来年は引退しない、とチーム側が確信した証拠だからだ。しかし、上位4人がLB2人、DT2人と極端だったことには驚いた。そして下位はスペシャルチーム。ディフェンス強化に注力したのはよいが、不満があるとしたら、6巡になってようやくOTが指名されたこと。左右の先発OTが大ケガからリハビリ中なのに、これで大丈夫なのだろうか。それに、たくさんあった6巡・7巡でセーフティやタイトエンドの層を厚くすることを考えるべきだったのではないだろうか。

1巡指名はやはりLB。ニック・バーネットがLBトップ指名されたのは予想外だが、チーム側にはそれなりの根拠があってトップ評価にしたのだろうから、今はそれを信じるほかない。このバーネット、ディッグス、ネイヴィーズをどう並べるかはまだ確定しないが、あまりに悪すぎた去年のLB陣と比べれば、スピードだけでもかなり向上するように思う。

2巡指名権を使ってイーグルスからのトレードでCBアル・ハリスを獲得、先発RCBに据える予定。各サイトのドラフト採点ではこの補強は忘れられがちだが、1回のドラフトで即戦力の先発LBと先発CBが獲れれば、それだけで上出来と言えるはず。

3巡では、トレードアップしてDTケニー・ピーターソン。2巡前半と評価されていた選手だから、積極的に取りに行って正解だろう。DEホリデイ、DE/DTライオンが抜けた穴は、DEジョー・ジョンソンの復帰と合わせれば、ほぼふさがった感じ。FA加入のウォコーリーは、ケガばかりしていたら、キャンプでカットされるかも。このピーターソンも、先発はともかく、ローテーション起用の一角に加わる即戦力（の予定）。

5巡は2人。巨漢ランスタッファー・タイプのDTジェームズ・リーは、明らかにギルバート・ブラウンの後釜候補。身体能力は高いが実績は少なく、大当たりか大外れ、といった感じ。逆にLBヒレンマイヤーは、学習能力も高く、堅実な控えになるだけならさほど難しくなさそうだ。スペシャルチームでも即戦力。6巡は、大型OTブレナン・カーティン。スケールは大きそうだが、パワー不足、経験不足なので時間がかかりそうだ。

7巡は4人。CBクリス・ジョンソンはミニキャンプでかなり評判が良かった。粗削りだが、バカッ速いスピードが活かせれば意外と使えるかも。WRルービンはリターナーとしての指名。WRとしての評価は高くなく、リターナーがダメならロースターに残れそうにない。WRフォードはやせっぽちで、WRドライバーの入団時に似ている。LBジョシューはスピードはあるがスモールカレッジの出身で、あまりにも未知数。

6巡までの5人はすんなり開幕ロースター入りできそうだが、7巡の4人は、キャンプでいい所を見せないと厳しい。スペシャルチームでの貢献をアピールすることが大事だ。

<p class="middle">◆　◆　◆</p>

最初に書いたとおり、無邪気に期待するのはわれわれファンの特権だ。どうせ数年経てば、冷徹な事実を突きつけられるのだから、今ぐらいは夢を見てもバチは当たらないだろう。彼らルーキーには、1年目でスターターとなり、2年目で中核選手に成長、3年目でプロボウラーとなることを期待するとしよう。
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    <title>2003年オフの補強について</title>
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    <link rel="service.edit" type="application/atom+xml" href="http://www.packers.jp/mt/mt-atom.cgi/weblog/blog_id=2/entry_id=7" title="2003年オフの補強について" />
    <id>tag:www.packers.jp,2003:/blog//2.5</id>
    
    <published>2003-02-20T15:00:00Z</published>
    <updated>2007-06-12T22:44:42Z</updated>
    
    <summary>「後継QB問題は後回しにしてでも、目先の優勝を狙うべき」という方に、私の気持ちは傾いている。ファーヴが引退してしまえば、ある程度成績不振に陥るのは避けられないのだから。</summary>
    <author>
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        <category term="Green Bay Packers" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.packers.jp/blog/">
        <![CDATA[ファーヴの引退が近いということで、ドラフト予想サイトではパッカーズがドラフト1巡でQBを指名、と予想しているものが多い。地元の記者やコラムニストの間では、「ファーヴの後継者を1巡指名するのが当然」というものと、「後継QB育成は後回しにしてでも、ファーヴがいるうちに優勝を狙うべき」というものに分かれているようだ。

私はというと、「QB問題は後回しにしてでも、目先の優勝を狙うべき」という方に、気持ちが傾いている。というのも、フランチャイズQBの育成は、計算どおりに行かないのが普通だと思っているからだ。どんな名コーチでも、どんな名GMでも、これだけは本当に難しい。かと思うと、ワーナーやガルシアのように意外なところからスターが誕生する。昨季はジェッツが、テスタバーディからペニントンへのバトンタッチに大成功したが、このように計画通りに行く方が、むしろ例外的だ。こればっかりはめぐり合わせ、とさえ思っている。

どちらにせよ、ファーヴが引退してしまえば、ある程度成績不振に陥るのは避けられない。投げやりな言い方だが、ファーヴのおかげで長い間いい思いをしてきたのだ、低迷が1年ぐらい長引こうと仕方がないではないか。それよりも、優勝のチャンスである今、より完璧なチーム作りを目指すべきだと思うのだ。それに、今のような中途半端な成績が続くよりも、「これなら優勝できる」とファーヴを確信させられれば、2年でも3年でも現役続行してくれる可能性は高くなるはずだ。ファーヴの身体的能力にはまだ翳りは見られないのだから、その望みは十分ある。

また、後継QB探しはドラフトだけと決まったものではない。あくまで例えばの話だが、今年放出されるという噂のグリーシーのような、ある程度経験のある若手QBと契約しておくのも面白いと思う。目先の控えQBとしてもピダーソンよりは2ランクはアップになるし、ファーヴが骨折して欠場でもした場合、ピダーソンの1勝4敗を3勝2敗に変えるぐらいの力は十分にある。「もうじきファーヴがいなくなる」と思えば、安いサラリーで勘弁してくれるかもしれないし（笑）。他のチームでうまくいかなかったQBでも、他チームに移って成功する例は多い。ファーヴの下で1年か2年、過去の反省をしながら勉強し直せば、スターQBとして花開くような若手は、どこかにいそうな気がする。


<p class="middle">◆　◆　◆</p>

QBについての話が長くなりすぎてしまったが、その他のポジションについても、今オフの補強をどうすべきと考えているか、ひととおり触れておこうと思う。

RB/FB。　2年連続で全試合出場したアーマン・グリーンだが、昨季はケガに悩まされた。RBというのは、必ずと言っていいほど、ケガで落ち込む年があるものだ。それが昨季だったのか、それとも来季はもっと大きな谷が待っているのか、不安で仕方がない。幸いダヴェンポートが控えFBを兼任できるから、RBを4人抱えておける。パワータイプでも、リターナー兼任のスピードタイプでもいい。できればドラフトの真ん中あたりで指名しておきたい。ただ、そんな余裕があるかどうか。

WR/TE。　ドライバー、グレン、ファーガソン、ウォーカーの4人がいれば、今年はWR陣をいじる必要はないだろう。むしろ熟成の年だ。マーティンが伸び悩んでいる第2TEのテコ入れは必要かもしれない。安いベテランでもいいし、面白い素材がいれば、ドラフト下位指名も面白そう。

OL。　OTのドラフト指名は絶対に必要だと思う。良いOTというのは値段が高いから、フリーエージェントよりもやはりドラフト。できれば上位で、左タックルがほしい。

DL。　まずはDEホリデイとDTハントの契約延長交渉しだい。2人が再契約したとしても、ケガがちなギルバート・ブラウンに頼らずに済むためには、ラン・ストッパーがもう一人必要だ。1巡指名もありうる。ドラフト上位指名が無理なら、比較的安いFAでガマン。

LB。　先発のミドルLBは、誰が見ても今オフの最重要課題だ。QBでなければ、ミドルLBを1巡指名するべきだろう。真ん中あたりで右往左往するばかりのMLBは見飽きた（笑）から、プレーメーカーが欲しい！ その上で、安いベテランとも契約して、層を厚くしておきたい。

DB。　CBタイロン・ウィリアムズの契約見直し交渉しだいだが、放出の可能性は高い。CBマクブライドもチームを去る見込みだから、バウ・ジューかウェストブルックが頑張ってくれなければ。OTと同じくCBも、先発級のFA選手は高いから、ドラフト上位で指名したい。今年はセーフティ陣をいじる余裕はなさそうだ。２年目となるアンダーソンの成長に期待するのみ。

スペシャルチーム。　やれやれ、今年もまたリターナー探しだ。

<p class="middle">◆　◆　◆</p>

DEホリデイやDTハントとの契約延長交渉が、いま現在も続いているはずだが、彼らの要求金額がわからないので、どんな成り行きになるのか予想はできない。しかし、CBウィリアムズをあきらめて、LBウェインやCウィンタースたちの契約を見直せば、なんとかホリデイとハントの両方を引き留めることは可能ではないかと、私は楽観視している。

ドラフトでは、「どうしても1巡はこのポジションで」という戦略を取ることはないだろう。だいいち指名順が29位では、柔軟な戦略を取らざるをえない。QBを最優先にした場合でも、パッカーズ首脳は「こいつかこいつが残っていなければあきらめる」 という形になるだろう。おそらくはミドルラインバッカー、でなければDT。 よほど魅力的な選手が残っていればCBやOTの1巡指名もありうる。]]>
        
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    <title>ファーヴの引退問題</title>
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    <id>tag:www.packers.jp,2003:/blog//2.6</id>
    
    <published>2003-02-12T15:00:00Z</published>
    <updated>2007-06-12T22:44:42Z</updated>
    
    <summary>QBファーヴの引退は遠くない。もし地元記者を対象にアンケートを取ったら、「来年引退」と「再来年引退」でほとんどを占めるのではないか。あと三年プレーしてくれる、という予想は（現時点では）あまりに楽観的過ぎるだろう。</summary>
    <author>
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        <category term="Green Bay Packers" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.packers.jp/blog/">
        QBファーヴの引退は遠くない。残念だがこれは確かだ。「あと一年はプレーする。しかしそれ以上のことはわからない。シーズンを終えたところで、自分の気持ちと向き合い、また家族と話し合って、現役続行するかどうかを決める。一年一年、そうしていくしかない」 というのが本人の気持ちのようだ。現時点では、これ以上のことはいくら問いただされようと、シャーマンHCも、また本人でさえも、まだわからないだろうと思う。

もし地元記者を対象にアンケートを取ったとしたら、「来年の引退を予想」と「再来年の引退を予想」でほとんどを占めるのではないか。あと三年プレーしてくれる、という予想は（現時点では）あまりに楽観的過ぎるだろう。私の予想では、あと二年プレーしてくれる可能性は70％ぐらいあると感じているが、まあいくら考えたところで結論は出ない。

走りながら投げるパスなどを見れば、彼にフィジカル的な衰えが少ないことははっきりしている。一瞬の判断力などメンタル面についても、むしろ成熟して、以前より我慢強くなっていると感じる。問題は気力なのだ。フィールド上ではなんら問題はない。劣勢を覆そうと奮闘努力し、チームメイトを叱咤する姿に変わりはない。しかし日曜の夜、家に帰ってソファに身を沈めた時、また月曜の朝、眠りから覚めてベッドから身を起こした時、以前とは何かが違っているのではないだろうか。

多くのファンの期待を一身に背負って丸十年、標的にされ、痛めつけられても、そのたびに立ち上がって多くの勝利をものにしてきた。ウィスコンシン州知事が誰になろうとたいして気にしないが、ファーヴのヒザの靭帯がどうなったか心配で夜も眠れない、それほどの存在であることを十年も続けてきたのだ。体じゅうの痛みで眠れない夜、寝室の天井を見上げて、「これ以上俺に何を望むんだ？ もう十分やったじゃないか」 などと彼が思ったとしても不思議はない。

私たちファンにとってブレット・ファーヴは太陽のような存在で、彼がいなくなると想像しただけで身を切られるようにつらい。しかし彼の気持ちを考えると、「まだ元気なのに何を言ってる」と責める気にはとてもなれないし、「来季こそ」という気力を、なんとか来年も再来年も持ち続けてほしいと願うばかりだ。
        
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    <title>NFL2002 Week 1</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.packers.jp/blog/2002/09/68.htm" />
    <link rel="service.edit" type="application/atom+xml" href="http://www.packers.jp/mt/mt-atom.cgi/weblog/blog_id=2/entry_id=76" title="NFL2002 Week 1" />
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    <published>2002-09-14T15:00:00Z</published>
    <updated>2007-06-12T22:44:42Z</updated>
    
    <summary>かろうじてファルコンズに勝ったパッカーズの開幕戦のこと、そして新型人工芝や新型ヘルメットなどについて。</summary>
    <author>
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        <category term="Green Bay Packers" />
    
        <category term="NFL一般" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.packers.jp/blog/">
        <![CDATA[いまだに勝ったのが信じられないような、ディフェンス的にはズタズタにやられたファルコンズ戦だった。ただ、この試合のQBヴィックは凄すぎたし、今後の成り行きを見なければ、パッカーズの守備がどれほど悪かったのか判断がつきにくい。逆に、パッカーズオフェンスはトータル484ydsも稼いだけれど、相手のフロント7が（ケガ人が多くて）弱かったこともあり、どこまで評価してよいものか。ただ、一番懸念されていたWR陣が良いスタートを切れたことはとても嬉しい。

<p class="middle">◆　◆　◆</p>

その他に気がついた点をいくつか。

今春のルール改正によって、スタジアム場内に大音量で流される音楽など、人工的な騒音が大幅に制限されている。これまでは特にドーム球場内で、相手オフェンス時にガンガンと音楽を鳴らしたり、クラウドノイズを人工的に増幅することによって、アウェーチームの選手やコーチのコミュニケーションを妨げるのがホームチームの常套手段であり、それがあまりにもひどかったからだ。アウェーチームの背後に設置した巨大スピーカーから、耳をつんざくような音量で音楽を流しつづけるなど、ちょっとやりすぎだろう。ファンの生の声援によって相手を邪魔するなら良いが、それを人工的にやるべきではない、というのがルール改正の意図だ。

これまではハドルが解けるまでは騒音が許されていたが、今年からはハドルに入ると同時に音を消さなければならない。実際にはもっと早く消しているようで、印象としてはかなりスタジアムが静かになったように思える。このルールはドーム以外のスタジアムにも当然適用されるわけで、ファンのクレイジーな声援のあるチームとそうでないチーム、競った試合と盛り下がった試合など、雰囲気の差が大きくなるだろう。今年のルール改正は、ミネソタのデニス・グリーン元HCがNFLの競技委員会からいなくなったことで実現したらしい。常にドームを苦手としてきたパッカーズにとって、有利なルール変更なのは間違いない。

<p class="middle">◆　◆　◆</p>

新型ヘルメット。脳震盪のリスクを減らすための新型ヘルメットをRiddell社が開発し、キャンプの段階から多くの選手が試していたが、開幕戦でも使っている選手が何人かいた。前後方向に2本の筋が見え、それに沿って6つの穴が頭頂部に開いているので、選手の顔がアップになれば見分けがつく。Riddell社の調査によると、脳震盪の約70％が側頭部またはアゴへのヒットによるものだそうで、その部分をより手厚く守ることを主眼にした改良らしい。

パッカーズでも、すでに多くの選手がキャンプで試したようだが、実際に開幕戦で使っていたのはLBトランス･マーシャルだけのように見えた。FSダレン･シャーパーは、「あんなカッコ悪いヘルメットはいやだ」と言っているが、ハードヒットが商売のセーフティやラインバッカー、そして無防備になりやすいQBには是非使ってほしいものだ。トロイ・エイクマンやスティーヴ・ヤングのような引退の仕方は、ファーヴにはしてもらいたくない。

<p class="middle">◆　◆　◆</p>

新型の人工芝。今年オープンした2つのスタジアム、デトロイトのフォード･フィールドとシアトルのシーホークス・スタジアムでは、"FieldTurf"という新しい人工芝が採用されている。NFLのスタジアムとしては初めてだが、すでにパッカーズを含む11チームの室内練習場でこの"FieldTurf" が採用されていて、極めて評判が良い。選手のケガのリスクを考えるNFL選手会も、この人工芝には大賛成しているほどだ。

好評の理由は、なんといっても自然芝に非常に近いということ。適度に足元が滑るため、旧式の人工芝と違って足がロックされにくい。（パッカーズはキャンプの時、急に雨が降って室内練習場に移動した時も、スパイクのクリーツを取り替える必要もなく練習が続行できた）　それでいて人工芝だからディボットができず、足を引っ掛ける危険もない。

メンテナンスが楽だから、フットボール以外のイベントにも積極的に貸し出すことが出来て、財政的にも有利だ。そのせいか1990年代の終わりごろから、多くの大学のスタジアムに採用され始めている。また、FIFAワールドカップから唯一認められた人工芝でもあるそうだ。ライバル社製品である"RealGrass"をキャンプで使って気に入ったダラスのジョーンズオーナーは、テキサス･スタジアムにこれを敷くことを計画しているらしい。

<p class="middle">◆　◆　◆</p>

さて、第2週は久々のセインツ戦。1995年12月16日（パッカーズが34-23で勝利）以来の対戦だそうだ。もちろん、ハスレットHC、QBブルックス時代になってからは初めての対戦になる。QBが動き回るタイプ、という点ではファルコンズと共通しているが、攻守ともラインが強力、という点ではだいぶ違っている。ファルコンズに大量得点を許したパッカーズが守備をどれだけ立て直せるか。先週はタンパのOLを圧倒したセインツのDL（それと得意のブリッツ）を、パッカーズのOLがどれだけコントロールできるか。今後の試金石とするにはぴったりな強敵だろう。

相手DT2人が強力だから、ファルコンズ戦のようには、中央のランは出ないだろう。 ただ、DB陣がやや弱いと言われているだけに、パスプロテクションさえ持てば、パスオフェンスはなんとかなるかもしれない。とにかく相手DLのスピードが増す人工芝は、パッカーズは常に苦手にしてきた。わずかにパッカーズ有利という予想が多いが、実際はかなり苦しい試合になるのではないかと思っている。逆にこの相手にすんなり勝てるようなら、今年は相当期待できると思う。]]>
        
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    <title>琴線に触れる</title>
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    <link rel="service.edit" type="application/atom+xml" href="http://www.packers.jp/mt/mt-atom.cgi/weblog/blog_id=2/entry_id=75" title="琴線に触れる" />
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    <published>2002-09-01T15:00:00Z</published>
    <updated>2007-06-12T22:44:42Z</updated>
    
    <summary>音楽・映画・文学、その他芸術には、時として、人に生きる勇気や、前に進む力を与えるような、そんな強い力を持つことがある。スポーツにも、時としてある。見ている人の琴線に触れ、なんらかのエネルギーとして作用するのだ。
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        <category term="NFL一般" />
    
        <category term="その他" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.packers.jp/blog/">
        <![CDATA[「琴線に触れる」という美しい言葉がある。美しいと思うだけでなく、最近は実感としてわかるようになった。歳を重ねるにしたがい、触れることのできる琴線が増えていくように思う。そのせいかこのごろは、（それでもあまり涙は流さない方だが）涙腺が緩くなってきたような気が確かにする。感動とまではいかなくても、例えば18歳の頃と比べて、「ああ、この人はなんてえらい人だろう」とか「なんてつらい思いをされたことだろう」と素直に感心することが増えた。

人間の脳の仕組みがコンピューターと違うのは、論理ではなく経験で成り立っていることらしい。経験したことが、神経細胞と、そのつながりの形で脳の中に蓄積していく。だから「結局のところ、人間は経験していないことは理解できない」という結論になるらしい。もちろん、そばにいる人の喜びや悲しみを身近で見聞きすることによって、擬似的に体験することもその「経験」のうちに入るだろう。

また、わずかでも自分に経験のある事柄なら、それを元に、もっと大きな事柄を類推することもできる。病気で苦しんだ経験があれば、もっと大きな病気をしている人のつらさが理解しやすいだろうし、災害に遭った経験のある人なら、大震災で家族や家を失った人のショックはよくわかるだろう。残念ながら世の中そういう人ばかりではないけれど、「経験が増えるほど、触れることのできる琴線が増えていく」ということは確かにあると思う。

<p class="middle">◆　◆　◆</p>

音楽・映画・文学、その他芸術には、時として、人に生きる勇気や、前に進む力を与えるような、そんな強い力を持つことがある。スポーツも同じだと思う。いつもではないが、時としてある。見ている人の琴線に触れ、なんらかのエネルギーとして作用するのだ。

昨年のNFLで言えば、多くの人の琴線に触れたであろう出来事に、「QBブレッドソーの涙」があった。ピッツバーグでのAFC決勝でのことだ。若きQBブレイディが足首を痛めて退場したことによって、フィールドに戻ったブレッドソーは、立て続けにパスを通して重要なタッチダウンを決めた。そのあともいろいろあった試合だが、ようやく勝利を決定づけてニーダウンに入るブレッドソーの表情が大写しになった時、彼は目を真っ赤に泣き腫らしていたのだ。彼の心中がどのようなものだったか、シーズンを通して見た私たちには容易に想像がつく。それでも、大泣きしているのが、あの無表情なエリートQBだっただけに、こちらもとても驚いたし、本当に胸が熱くなった。

その活躍にも関わらず、ブレッドソーはスーパーボウルでは再び控えに回った。若きQBブレイディを良く支え、そして共に優勝を喜んだ。彼が偉かったのは、少なくとも私の知る限り、波に乗るチームの雰囲気に水を差すような、後ろ向きの発言は一切口にしなかったことだ。そこまで完璧にやり遂げた上で、トレードを要求してビルズへの移籍がかなえられた。だからこそ、新天地バッファローに移ったブレッドソーを、多くの人が応援したくなるのではないか。

<p class="middle">◆　◆　◆</p>

このように書いてきたからと言って、私は安っぽい「感動」をフットボールに求めているわけでは決してないし、そんなもの無くたってフットボール観戦は最高に楽しい。ただ後から思い出した時、「あの年はこんなことがあったっけ」と良い思い出になるような、心の琴線に触れるようなシーンがいくつもあるような、そんなシーズンであってほしいのだ。

昨季もいろいろあった。9/11のテロにも関わらず、NFLは1週休んだだけでシーズンを乗り切ったし、RBギャリソン・ハーストが復活し、マニングがアゴから血を流し、ブレッドソーが大泣きし、そしてスーパーボウルの大番狂わせで締めくくった。今年も同じように充実したシーズンになってほしい。

大ケガからの復活を目指す選手、不祥事を乗り越えて再生を目指す選手、ドラフト外の低評価を覆そうと奮闘する選手たちには幸運を。　チームの和を顧みない口の達者な選手、金のことしか考えないわがままなスター選手たちには呪いを。　さあいよいよ開幕だ。待ちに待ったシーズンがいよいよ始まる。
<p align="right"><em class="arialbold">Are you ready for some football ?</em>　　</p>]]>
        
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    <title>プラグマティズムとアメリカのスポーツ</title>
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    <published>2002-08-18T15:00:00Z</published>
    <updated>2007-06-12T22:44:42Z</updated>
    
    <summary>プラグマティズムの重要な要素として、「可謬（かびゅう）主義」というのがあるらしい。人は誰でも過ちを犯す、という考え方だ。アメリカのスポーツには、そのような考え方に基づく仕組みが数多く見られる。</summary>
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        <category term="NFL一般" />
    
        <category term="その他" />
    
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        <![CDATA[先週の続き。
プラグマティズムの重要な要素として、「可謬（かびゅう）主義」というのがある（らしい）。人は誰でも過ちを犯す、という考え方だ。「我思う、ゆえに我あり」から出発する哲学とは違っていて、ごく簡単な三段論法だが、「人間は過ちを犯すものである。自分は人間である。ゆえに自分は過ちを犯す」ということだろう。だから、自分の意見は必ず主張するけれど、そのかわり他人の意見も尊重する。意見のぶつかり合いを恐れるのではなく、そのぶつかり合いからよりよいものが生まれればそれでよい。

アメリカのスポーツでは審判の人数が多いのも、可謬主義の考え方によるのだろう。絶対者は一人でなければならぬ、その主審にミスがあってはならぬ、というのは空理空論に過ぎない。実際どうすれば誤審は減るか、現実的に考えれば審判を増やすのが当然だろう。確かに円滑な進行は大事だけれど、微妙な判定であれば審判同士話しあったり、インスタント・リプレーを見て決めた方が合理的ではないか。ミスジャッジに泣くよりは、多少待たされても妥当な判定をしてもらう方が、見ているファンも納得が行くというものだ。

アメリカ人が”Second Chance”を好む、ということも可謬主義の表れかもしれない。人は時に過ちを犯すものだし、永久追放など厳しすぎる罰によって、復活の機会を奪ってしまうのは良くないと考える。失敗を通して何かを学び、より良い人間になればそれは素晴らしいことではないか。つまり、「人は必ず過ちを犯す」ということと「人は変われるものだ」という考え方が表裏一体となっている。もちろん二度､三度と愚行を繰り返す人に対しては、アメリカ社会といえども非常に厳しいが。

そのためにNFLでは、薬物治療や処罰に関するかなりしっかりとしたシステムがある。最初の違反では、出場停止などの処分は行われず、その代わりに薬物治療プログラムへ組み入れられ、頻繁な検査を義務付けられる。2度目の違反で4試合の出場停止となり、3度目で1年間の出場停止となる「3アウト制」なのだ。選手会がこのシステムを認める代わり、リーグ側や球団側には厳しい守秘義務がある。（2アウト以上ならば出場停止処分が発表されるから自然にバレてしまうが）例えばある選手がいま何アウトなのか、報道陣に漏らすことさえ許されない規則になっている。

問題が起きる度に大騒ぎしてコミッショナー裁定を仰いだり、チームごとで勝手に処分を決めたり、前例主義に頼ったりせずに済むシステムを作るところがアメリカ的だ。不祥事が起きてしまってから「あってはならないことだ」と、お決まりの無意味なコメントを繰り返すだけの日本の社会と違い、人は必ず過ちを犯す、ということが最初から計算に入っている。それほどに麻薬が深く浸透してしまっていて、違反者があとを絶たない、という事情ももちろんあるけれど。

<p class="middle">◆　◆　◆</p>

アメリカのスポーツが柔軟にルールを変えてきたのも、プラグマティズムの考え方が大きい。「このスポーツはこうあるべき」という理想論よりも、「どうすればより面白い競技になるか」と工夫を重ね、特にプロスポーツはルール改正を重ねてきた。細かい規則が増えてルールブックは分厚くなるばかりだが、その競技が魅力的になればそれでいい。NFLで言えば、QBを保護するための様々なルール改正がその典型で、「最大のスターであるQBが簡単に負傷退場するようでは、見る方はつまらない」という現実的な考え方なのだろう。

メディアとの関係もそうだ。確かにコマーシャルが多すぎれば煩わしいし、スポーツの本来の姿から離れてしまう危険もある。しかしコマーシャルがたくさん入るスポーツなら、テレビ局は利益が上がりやすい。そうなれば自然と放送される機会が増え、それによってファンが増えていく。人気スポーツとなって放映権料が上がれば、選手の給料が上がる。そうすれば自ずと優れたアスリートが集まって、より魅力的なスポーツになる。アメリカではプロスポーツ同士の競争が激しいため、メディアとの協力体制がなにより大事なのだ。

NFLでは、フリーエージェント制によって移籍の自由を認めるかわり、チームには厳しいサラリーキャップが課せられている。全くの自由競争を認めてしまっては、一部の裕福な球団にばかり大物選手が集まってしまい、グリーンベイのような小さなマーケットのチームが不利になるのは言うまでもない。サラリーキャップのおかげで、毎年優勝を争うのはレアル・マドリッドとバルセロナ、という事態になることを免れているのだ。選手個人の自由と、チーム同士の機会均等を両立するための、まさにプラグマティズム的な仕組みだと思う。

<p class="middle">◆　◆　◆</p>

2週にわたって長々とプラグマティズムのことを考えてきた。先週書いたように、アメリカ社会全般とプラグマティズムの関係については、良いことも悪いこともあるだろう。しかし、プロスポーツのあり方とプラグマティズムの関係（特にリーグ運営）だけに絞れば、良いことの方がずっと多いように思う。というよりむしろ、プラグマティズムの良い点を凝縮したのがアメリカのプロスポーツだ、と言ったらほめ過ぎだろうか。]]>
        
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    <title>プラグマティズム</title>
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    <published>2002-08-11T15:00:00Z</published>
    <updated>2007-06-12T22:44:42Z</updated>
    
    <summary>アメリカ合衆国はプラグマティズムの国だ。NFLのマニアとしてアメリカ発の情報に毎日どっぷり漬かっていると、つくづくそう実感する。いろいろな変化はあっても、プラグマティズムが社会の主流でなくなることはない。</summary>
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        <category term="その他" />
    
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        アメリカ合衆国はプラグマティズムの国だ。NFLのマニアとしてアメリカ発の情報に毎日どっぷり漬かっていると、つくづくそう実感する。WASPの優位が揺らぐ（すでにカトリックが大統領になったし、ユダヤ系が副大統領候補になった）ことはあっても、プラグマティズムが社会の主流でなくなることはない。私には哲学の用語を説明する力はないので、あまり調子に乗るとぼろが出そうだが、プラグマティズムを和訳すると「実用主義」という言葉になるらしい。

プラグマティズムは、行動の基準を「現実に役に立つか、立たないか」で判断する。絶対の真理とか正義とか、神がいるかいないかを、突き詰めて考えるのではなく、例えば「その信仰がその人の生き方をより良くするものであれば、それでよい」とする。全てはケースバイケースである。より現実的で、相対的な考え方をする。なんだか「哲学」とは呼びにくいし、むしろ行動原理と言った方がいいだろうか。このプラグマティズムが合衆国の背骨と言ってもいい。

アメリカではおよそありとあらゆものが、このプラグマティズムの考え方を基に動いている。合衆国には自由主義、民主主義、人道主義、資本主義といったいろいろな顔があるが、その全てに優先しているのが、プラグマティズムではないだろうか。何より大事なはずの個人の自由が制限されたり、人命が軽視されることがあるのも、プラグマティズムによって説明がつく。われわれ日本人が違和感を感じるような政策や決定も、このことを理解していれば分かり易くなる。

例えばハイジャックとか、人質立てこもり事件が起きたような時、日本では人質の生命の保護を絶対視して及び腰になるが、アメリカでは多少の危険があっても強行策を好む傾向がある。これは「アメリカ人は勇ましいのが好き」というだけではない。「いったん犯人の要求に屈すれば、次にまた同様の事件が起きて、より多くの命を危険にさらすことになるから」というのがプラグマティズム的な考え方なのだろう。

もちろんプラグマティズムは金儲けにも強い。金がないよりはたくさんあった方がたいていの場合、幸せに近づけるはず、というのが「最大多数の最大幸福」の考え方だ。そのような人々が集まって、熾烈な競争社会を作れば、そこで勝ち抜いた者は世界でもトップレベルの競争力を持つことになる。世界的に成功を収める者が現れれば、たとえアメリカ国内で敗れた者にも、いずれは何らかの形で富は分配されることになる。結果として、アメリカ社会そのものが利益を得ることになる。

こんな例はどうかとも思うが、戦争に強いというのもプラグマティズムの効用かもしれない。常に現実的で、ドグマに陥ることが少なければ、それだけで大きな武器になる。「物量は劣っても日本兵は強いから」とか「ゲルマン民族の優位性」などという馬鹿げた考えを元に戦略を立てたりしないことは、国を亡ぼさないために大事なことだ。

戦後日本のような絶対的平和主義とも大きく異なっていて、「場合によっては武力行使も辞さない」という強硬な外交政策をとることはご存知の通り。「目先の平和のために（1938年のミュンヘン会議のように）ヒトラーみたいな悪い奴をのさばらしたら、結局えらいことになる」という教訓が基になっている。また、少数の軍事大国以外が核を保有することは決して許さないが、自国の核兵器は絶対に手放さない。自由・平等の精神などはここでは無用のものだし、内政不干渉の原則などは時と場合による。これこそプラグマティズムの最たるものかもしれない。

ただ、理念とか一貫性に乏しいために、場当たり的で没理想になりやすいという大きな欠点もある。ソ連に打撃を与えるためにアフガン人に武器を与え、イランによるイスラム革命の広がりを防ぐためにイラクを援助した。巡り巡って自分の首を締めることになった。今後も似たようなことは必ず起きるだろう。そう断言してもいい。

確かにアメリカ国内では、人道主義や民主主義が絶対視されているかもしれないが、石油の安定供給のためとあらば、非民主的な国であろうと援助は厭わない。儲けさせてくれるなら、多少のことは目をつぶる。だから、”ダブル・スタンダード”になることが日常茶飯事だ。イスラム圏の人々が合衆国に感じている根強い不満や不信感は、このあたりに原因があるのではないかと思う。


本当は、アメリカン・スポーツとプラグマティズムの関係について書くつもりだったのだが、本題に入れないうちにやたらと長くなってしまったので、続きは来週に。
        
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    <title>ディフェンス陣のロースター展望</title>
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    <published>2002-08-04T15:00:00Z</published>
    <updated>2007-06-12T22:44:42Z</updated>
    
    <summary>今年のディフェンスのテーマはなんといってもラン守備を安定させること。Sバトラーは引退してしまったが、LBニッカーソンが加わったのでリーダーシップ面のダウンも最小限で済むものと期待したい。</summary>
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        <category term="Green Bay Packers" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.packers.jp/blog/">
        <![CDATA[6月から7月にかけてオフェンスの各ポジションについては細かく分析してロースター予想を行ったのだが、怠けている間にトレーニングキャンプが始まってしまい、ディフェンスの方をニュースのページで取り上げる余裕がなくなってしまった。かなり圧縮しなければいけないが、今のうちに片付けておかなければ。

<em>◆　DE　◆</em>
パスラッシュ主体でウィークサイドを担当する”エレファント・エンド”には新加入のジョー・ジョンソン。昨年の先発シエリーからジョンソンに代わったことは、大幅戦力アップ。しかも彼ならパワーがあるのでホリデイの代役も務まる。パスシチュエーションではバジャ=ビアミラやレイノルズが入り、ホリデイやジョンソンはインサイドへ回るのが理想。バジャ=ビアミラは、体重こそあまり増えないが、パワーはさらにアップして今年も期待できる。レイノルズは相変わらず大して使えそうにない。

ストロングサイドの”パワー・エンド”の先発はホリデイ。彼の問題は契約延長問題だけ。控えとしては、昨年はクリディアス・ハントやビリー・ライオンがDTと兼任していたが、今年は2人ともDT専門になりそうで、ドラフト5巡のキャンプマンが最有力候補。ホリデイがケガした場合、ジョンソンがそちらに回ることもできるが、その場合は先発に昇格するバジャ=ビアミラのラン守備が問題。

ロースター枠はおそらく5人（DL全部で10人）。ジョンソン、ホリデイ、バジャ=ビアミラ、レイノルズ、キャンプマンの5人で決まってしまうだろう。他に可能性があるのはジャレッド・トミッチぐらいか。それ以外のギルモアとフィールズはチャンスなし。

<em>◆　DT　◆</em>
ベテランのサンタナ・ドットソンやフラニガンが抜け、ハントが先発に昇格し、スティーヴ・ウォーレンが大ケガから復帰。つまり若返った。戦力的にはプラスマイナスゼロか。ノーズタックルの先発はもちろんギルバート・ブラウン。昨年、彼が欠場している間にラン守備がガタガタになったように、彼の体調がDLの出来を決める。控えは昨年同様のロッド・ウォーカーと、ケガから復帰のウォーレン。ウォーレンがケガする直前の力を取り戻せば、かなりの戦力になる。

”イーグル”タックル（いわゆる3テクニック）の先発はクリディアス・ハント。来年FAになる彼にとって、非常に大事な年。2度の薬物違反を犯している彼を、来春パッカーズが引き留めるかどうかも注目だ。控えはビリー・ライオン。そしてキャンプマンやトミッチがDEから回ってくる可能性も。

ロースター枠はDE同様、おそらく5人（DL全部で10人）。ブラウン、ハント、ウォーカー、ウォーレン、ライオンの5人が最有力。Ken Kocherにはほとんどチャンスはないだろう。

<em>◆　LB　◆</em>
ミドルLBの先発だったハリスが解雇され、ハーディ・ニッカーソンが加わった。大ベテランとはいえ、キャンプでのプレーは「さすがプロ中のプロ」という感じで、もはやプロボウル級は無理でも、ハリスと比べれば大幅アップ。バトラーが引退した今、リーダーシップの点でも、「スナップ直前の数秒で相手の陣形を見てアジャストの指示を出す」という仕事も、彼に期待がかかる。控えは2年目のマーシャル。潜在能力は高く、しかも6月までは先発になるつもりで猛練習していたのだから言うことはない。

ウィークサイドの先発は今年もネイト・ウェイン。パッカーズの守備は彼がタックルを量産するように組み立てられていて、実際に昨年ケガをするまではプロボウル級に近い出来だった。スピードは素晴らしいし、問題はケガの多さだけ。控えは、誰が残るかまるでわからない。ホルムバーグ、NFLヨーロッパ帰りのパリス・レノン、ドラフト外ルーキーのマーカス・ウィルキンス、アンソニー・セッションズが候補だが、実際にウェインがケガした場合、MLBのマーシャルをこちらに回す可能性が高いらしい。

ストロングサイドは今年もナイル・ディッグス。ルーキーだった一昨年と比べ、昨年はヒジを痛めたせいかミスタックルが大幅に増えた。ウェイン同様、彼の場合もケガなしでいけるかどうかが課題。控えの有力候補はドラフト外ルーキーのアトキンソンかウィルキンズあたり。アトキンソンは素行がかなり悪く、そのためにドラフトされなかったのだが、能力はかなり高いらしい。こちらのポジションも、ディッグスが倒れた場合はマーシャルを投入するという噂。

ロースター枠はLB全部で6人。ニッカーソン、ウェイン、ディッグス、マーシャルは確定。ホルムバーグもほぼ決まりとすれば、最後の枠を5人で争うことになる。デプスに問題がありそうなのに、首脳陣がバタバタしていないのは、マーシャルを全ポジションの控えで使うつもりだからか。ウィルキンスとアトキンソンのどちらかは、プラクティス・スクワッドに残るかも。

<em>◆　CB　◆</em>
先発はマッケンジーとタイロン・ウィリアムズで問題なし。マッケンジーは昨年大幅に評価を上げて契約延長ずみ。彼がケガなしでやれるかどうかがパス守備のカギを握る。ウィリアムズは来年、サラリーが極端に跳ね上がる契約のため、「契約見直しか解雇か」を迫られるのは確定的。3番手は2年目のバウ・ジューで、ニッケルバックも彼が務める予定だが、鼠蹊部のケガが長引いていることだけが気がかり。本当なら、来年あたり彼がウィリアムズに代わって先発に昇格してほしいところだが。マクブライドが4番手。彼も来年FAになるので今年が勝負の年。この4人に続くのは、パントリターナー兼任のダリエン・ゴードンとキース・ティボドー。

ロースター枠は5人または6人（DBぜんぶで9人か10人）。マッケンジー、ウィリアムズ、ジュー、マクブライドは確定。ゴードンはリターナー兼任だからまず大丈夫。ティボドーがボーダーライン上。それ以外のスウィニー、ターヴァー、マクミランの3人には可能性はなさそう。

<em>◆　S　◆</em>
パッカーズの場合、FSとSSの区別はない、ということなので一応区別なしで。バトラーの引退によってケガから復帰のエドワーズが先発に昇格。ついにドラフト1巡指名の真価を発揮する時が来た。ただし、ヒザが再悪化する可能性もあり、その場合はドラフト3巡ルーキーのマーカス・アンダーソンの出番だ。アンダーソンは学習能力が高いようだし、少しでもエドワーズに隙があれば、あっさりと先発の座を奪うかも。

もう1人の先発はもちろんダレン・シャーパー。バトラーが去った今、ディフェンスのリーダーとしても期待。昨年バトラーがいない時からすでにそのような自覚を持っていたようなので、心配はいらないかも。ただ昨季終盤に見られたように、フィールド全体のバランスばかり考えていると、彼の持ち前のビッグプレー能力が活かされない不安もある。その点でもエドワーズがしっかりしてくれることが大事だ。

ロースター枠は4人（DB全部で9人か10人）。シャーパー、エドワーズ、アンダーソンの3人は確定。最後のイスを争うのはマット・ボウエンとスコット・フロストだが、ボウエンが一歩リードらしい。ジョージ・ホワイト、トッド・フランツの2人は可能性なし。ケガ人が出れば、昨年のようにCBバウ・ジューをセーフティに戻す手もあるが、それは最後の手段。

<em>◆　まとめ　◆</em>
今年のディフェンスのテーマはなんといってもラン守備を安定させること。昨年はシーズン中盤からバトラーが欠場してリーダー不在となり、DTギルバート・ブラウンもケガで出たり休んだり。LB陣は、ハリスのスピード不足が露呈した上に、ウェインもディッグスもケガが多かった。そのようなことが重なって、昨季終盤は毎週のように相手RBに100yds以上を許してしまった。今年はDEジョンソンが加わって、ホリデイとともにランに対しては優秀なDEが揃った。バトラーは引退してしまったが、LBニッカーソンが加わったのでリーダーシップ面のダウンも最小限で済むものと期待したい。]]>
        
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    <title>LeRoy Butler</title>
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    <published>2002-07-22T15:00:00Z</published>
    <updated>2007-06-12T22:44:42Z</updated>
    
    <summary>リロイ・バトラーがフロリダの大学からグリーンベイにやってきた時、この古いフランチャイズは長いこと負け犬チームだった。でもロン・ウルフという少し変わったGMがやってきた時、彼だけはその魔法使いの言葉を素直に信じ、そこからすべてが変わっていった。
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    <author>
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    </author>
    
        <category term="Green Bay Packers" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.packers.jp/blog/">
        <![CDATA[リロイ・バトラーがフロリダの大学からグリーンベイにやってきた時、この古いフランチャイズは長いこと負け犬チームだった。栄光の’60年代から20年以上が過ぎて、その間にプレーオフに出られたのはたったの2回。自分からここに来たがる選手なんて滅多にいなかったし、ファン達の楽しみといえば過去の思い出にひたることだけだった。

でもロン・ウルフという、少し変わったGMがやってきた時、「我々は変わるのだ」という彼の言葉を、負けに慣れたベテランたちは半信半疑だったけれど、2年目の若きセーフティだけは、その魔法使いの言葉を素直に信じた。そこからすべてが変わっていった。

いくつもの魔法が効き目をあらわし、バトラー自身がその魔法の一つになった。弱かったパッカーズはまたたくまにプレーオフの常連になり、バトラーはプロボウルの常連になった。かつての名コーチの名前のついたトロフィーが、30年ぶりにグリーンベイに戻ってきた。ファン達も、かつてのQBバート・スターやLBレイ・ニチキだけでなく、目の前のファーヴやレジー・ホワイトや、そしてリロイ・バトラーをようやく誇りに思うことができるようになった。

<p class="middle">◆　◆　◆</p>

小学生の頃、補助具なしで歩けなかった脚の悪い少年は、脚が良くなってフットボールができるだけで夢のような心地がした。ただフィールドに立てるだけで楽しくて仕方がないのだと、体中から喜びを発散させながら縦横無尽に走り回った。ついにNFLまで登りつめ、誰もが認める一流選手になっても、友達が外で遊ぶのを車椅子に座って眺めた頃のことを忘れたことはない。

ディフェンス選手にありがちな、目を血走らせたような、狂気じみた態度とは無縁の選手だった。つまらぬ虚勢を必要としない、真の聡明さを持った誇り高い男だった。誰もが口を開きたがらないような惨敗の後でも、胸を張ってつらい質問に答えたし、楽勝ムードの試合の前でも、「次の相手こそ、手強い難敵なのだ」と警告を発するのはきまってバトラーだった。

グリーンベイの街を、パッカーズという伝統あるチームを、リロイ・バトラーは愛し続けた。北のはずれのグリーンベイという小さな街が、キャリアの全てを捧げるにふさわしいフランチャイズなのだということを、彼は身をもって示し続けた。

<p class="middle">◆　◆　◆</p>

そんな愛すべきリロイ・バトラーが現役を退くことになった。本当ならあと2年プレーするつもりだったのだから、ケガで引退することが彼にとって残念でないわけはない。しかし彼は、引退に追い込まれた無念さに肩を落とすのではなく、グリーンベイ一筋で素晴らしいキャリアを終えられたという、満ち足りた表情をしているように見える。古豪の復活に貢献し、数々のチーム記録を残し、そして最後には後輩をプロボウラーを育て上げて去っていくのだ。これぞ男子の本懐と言うべきではないか。

だから僕らも、本当に悲しいけれど、湿っぽい話はこれくらいにしておこう。パッカーズを恐るべき強豪チームに、そしてグリーンベイを誇るべきフランチャイズにしてくれてありがとう、と感謝の気持ちだけを忘れずにおこう。コーチの仕事にも、フロントの仕事にも興味を持っているバトラーは、いつかヘッドコーチやゼネラルマネージャーになってパッカーズを率いる日のことを、すでに夢見ているに違いない。]]>
        
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